俺とあいつの関係性。

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渡辺side


七五三掛「……で、今に至る。」

知らなかった。

そんなことがあったなんて。

中村「……あの、」

七五三掛「知ってるなら教えてほしい。しずがいなくなった理由。」

中村「……閑也先輩、留学したんです」

七五三掛「……は？」

川島「え？」

松田「そうそう、ダンス留学だっけ？」

中村「そうそう、すごいよなー、本場のアメリカ！」

松田「かっけーよな！」

中村「な！」

松倉「かっけー！ダンスでアメリカ！？ヤバ！」

松田「すげーよな！」

中村「めっちゃうまいよな！」

松田「な！」

松倉「えー、俺も見たい！」

え、パニックパニック

渡辺「ダンス留学？」

中村「はい！この間帰ってきたんすよ！」

松田「お帰りーって言ったら、ただいまより先に楽しかったって言ってた！」

宮舘「え…じゃあ…」

松田「七五三掛先生？先輩？のこと振ったの、留学が理由です！」

七五三掛「なにそれ…」

松田「言ってなかったんですね、知らなかった！」

七五三掛「………俺、」

川島「…先輩、今からでも大丈夫だと思いますよ？」

七五三掛「え、？」

川島「今から行ってもきっと、またやり直せますよ。」

中村「今彼女いませんし、」

松田「あの時の匂いは分からないけど…」

中村「あぁそれ、俺があげた汗の匂い抑えるスプレーのやつじゃない？」

七五三掛「え…」

松田「あー、なるほど！」

渡辺「……行ってきたほうがいいんじゃないですか、？」

宮舘「今なら大丈夫です。」

宮近「手遅れにならないうちに。」

川島「……先輩。」

七五三掛「……俺…行ってくる、」

川島「ふふ、それでこそ先輩ですよ。」

七五三掛「のえる…ありがとう、」

先輩はそう言って、会長にハグした後、

目に涙を溜めながら生徒会室を出て行った。

宮舘「…大丈夫だといいね、」

中村「大丈夫っすよ、たぶん。」

川島「…よかった、」

宮近「これで一件落着、ってとこだね。」

川島「うん。」


〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜

しめしず編、完結です！

これからもちょくちょく出てきますが。←

いやぁ、無事で何よりです。

次からは、波乱の野外学習編です！

いよいよ元太くんが……！

あべさくも動きます！

めめこじラウも動きます！

みんな動きます！←語彙力

お楽しみに！

あ、しめしずの今後はTwitterの方にあげます！

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