俺とあいつの関係性。

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松倉side

松田「海斗〜」

　 「あ、おーい、海斗！」

　 「なぁなぁ！」

朝から珍しく寝ずにやたら話しかけてくる元太。

あー、嬉しい。

でもちょっと悲しい。

なぜって、内容は

松田「教育実習生の人、男なのに美人らしいよ！」

だから。

あぁ、お前は何回俺に言うんだ。

好きな人に美人な人がいるった言われたら傷つくんだよ。

松倉「はいはい、なんだっけ七五三掛さんだっけ？そうだね。」

松田「興味なさそ」

松倉「ねぇよ、俺はお…」

あ、やべ

松田「……お？お、なんだよ！！！」

松倉「……いや、なんでもない。」

松田「あーっそ。」

やべ、お前にしか興味ねぇって言いかけた…

しかも災難はこれだけではなく。

松田「なぁなぁ！」

松倉「ん？」

松田「七五三掛さん、うちのクラスらしいよ！」

松倉「マジ！？」

松田「うん！ほら、お前も嬉しいんだろ！！」

松倉「え、あー…うん、あは…」

松田「だよな！嬉しいよな！」

うちのクラスですとぉぉぉ！？

やばみざわ…←

松田「うわぁぁ、やばみざわじゃん！！」

あ、同類いた。

松田「楽しみ〜、美人美人〜♪」

松倉「……楽しみそうで何より。」

松田「楽しみだよ！！」

と、ドアが開いた。

途端にざわつきだすクラス。

先生「よーし、席つけー」

ガタガタと座りだす。

あ、元太は俺の横なんだ、この間席替えで取った。((

先生「というわけで今日から教育実習生が来てます。七五三掛龍也さんです」

七五三掛「七五三掛龍也です。大学1年生です。よろしくお願いします。」

松田「はー…美人…(小声」

おい、聞こえてんぞ。

松倉「しー。(小声」

松田「あ、ごめん。(小声」

先生「たまに授業してもらうかもしれないから、よろしくな。」

授業……

お願いだから、元太が七五三掛さんにガチ恋しませんように。

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