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「もう、お城に戻った瞬間急に倒れちゃったんでびっくりしたんですよ?」
お粥を持って入ってくるA。
そして
「今回は私が秀吉さんの看病をすることになりました。よろしくお願いしますね」
そう言ってニコッと微笑むAを見て
改めてこいつは可愛いなと思う。
それにAが看病してくれるなんて。
むしろ風邪になって良かったとも思った。
お粥を置くなり
「じゃあこれ食べて下さいね」
邪魔だとでも思ったのだろうか。すぐに部屋を出て行こうとするA。
「──ちょっと待って。」
俺はすぐさま呼び止める。
「何でしょう？」
振り向くA。
「Aは俺の看病してくれるんだよね？
じゃあこれ食べさせてくれないと困るなぁ？」
意地悪く言ってみた。
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作者名：旅人H＊* | 作成日時：2018年1月20日 20時
