ミアネヨ！ ページ16
「ぬなはダンスが得意ですか？」
「そうだなあ…うん。得意なのはダンスかな。小さい頃からやってたし」
「へぇ〜そうなんや」
ダニエルの隣に並んで階段をたわいもない会話をしながら登る。それにしても近くで見るとやっぱりガタイがいいな〜肩幅広いし背高くてがっちりしてる。
そう言えばさっきからずっと合わせてくれているのか、ゆっくり登ってくれるダニエルはきっと女の子とかにもモテるんだろうな〜とか考えてみる。
「ジャンルは？」
「B-BOYです」
「うわ、ほんと？凄いな…」
「はは (笑)そうですか？」
「だって難しくない？」
「結構簡単ですよ (笑)」
君の簡単の基準がよく分からないけど…。B-BOYって私の周りでやってた人あんまり居なかったからなんか新鮮な感じだ。
「ぬなはなにしてました？」
「私はバレエとジャズだよ」
「えぇ〜意外ですね」
「そう？」
「ヒップホップとかだと思ってました (笑)」
まあ確かにバレエしてたって言うと意外な反応をされる事が多い。まあバレエに関してはそんなに長くはしてないけどねん。
「事務所に入ってからヒップホップに目覚めたんだよね (笑)」
「えぇ〜そうなんや、」
「まあ1番好きだったのは現代舞踊だけどね」
「え！俺高校で専攻してました！現代舞踊！」
「え、ほんと？」
「はい！」
凄いなそれは。B-BOYから現代舞踊までって…ポテンシャル高すぎる。
階段を登りきった所で「他にはーーーーー」っでダニエルに聞こうと思った。だけどその向こうに見覚えのある背中が見えて、思わず立ち止まる。
そのまま角を曲がって背中は消えてしまった。
「、ぬなーーー？ピンキーぬな？」
「、っ……あ、ごめん、」
「どうかしました？」
少しだけ心配そうに顔を覗き込むダニエルの方を向けば少しだけ驚いた顔をされた。交わった目線の距離は10センチ程だ、
「あ………ダニエル、ごめん。先に練習室行っててくれないかな？」
「え？なんでですか？」
「、…ごめん。ちょっと行きたい所があって」
ほんとにごめん！って手を合わせてごめんねのポーズをする私に「ぬなが来るまで待ってるから！」って叫ぶダニエルに苦笑いした。
そのまま角を曲がって小さくなった後ろ姿を追いかけていると彼が部屋に入ったのが見えた。
ここは確か……少人数用の練習室、かな？
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umi - ミニョンとのからみ、最高です！ キュンキュンしながら、読んでいます！！ 更新頑張ってください♪♪♪ (2018年3月29日 21時) (
レス) id: 648b18a84a (このIDを非表示/違反報告)
しゅあ(プロフ) - すごく面白いです！ミニョンとの絡みとかすごくキュンキュンしながら読んでます！更新頑張ってくださいね！応援してます！ (2018年3月25日 23時) (レス) id: 85e49f0ccb (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：モモ x他1人 | 作成日時：2018年1月31日 23時
