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101度目の人生 ページ15

炭治郎が元気よく、私の提案に答えてくれた時だった。


禰豆子が唸り声を上げて、一直線に私へと飛んできた。


流石は稀血だ。


更新もしてないし、全然話にも出てこないしで、作者も忘れかけてたけど。←


禰豆子ちゃんが私に噛み付こうとするのを、刀の鞘でなんとかガードする。


私は食えない、と思ったのが禰豆子は直ぐに私の上から退くと、炭治郎へと向かっていく。


私は咄嗟に近くにあった斧を炭治郎へと投げる。


『炭治郎!受け取れ!』


炭治郎は斧を受け取ると、噛み付こうとする禰豆子の口に斧の持ち手を齧らせる。


禰豆子はどんどんと身体を大きくさせ、炭治郎を押していく。


炭「禰豆子。頑張れ、禰豆子。こらえろ、頑張ってくれ。鬼になんかになるな。しっかりするんだ。頑張れ、頑張れ!!」


炭治郎がそう禰豆子に呼びかける。


禰豆子はそんな言葉に、ボロボロと涙を零し始める。


葵枝さん達はいきなりのことに動けずにいる。


私が炭治郎を助けようと、立ち上がった瞬間だった。


視界の端に義勇が見え、彼が凄まじいスピードで禰豆子へと切りかかって行った。


炭治郎はそれにいち早く気づくと禰豆子を庇って、横へと転がる。


『冨岡さん、その子は駄目です!切らないでください!!』


義「なぜ、かばう。」


『その子は鬼だけど、人を食わない。それに、鬼を終わらせる鍵だ!』


炭「妹だ!俺の、妹なんだ。」


冨岡さんはこちらをチラッと見ると、がァァと獣のように吠える禰豆子に目をやる。


義「それが、妹か?」


冨岡さんは走り出すと、炭治郎の手から禰豆子を奪う。


炭「禰豆子!!」


『冨岡さん!!』


義「動くな。」


動こうとした私達に冨岡さんがそう言う。


義「俺の仕事は鬼を斬ることだ。そこにいるAもだ。勿論お前の妹の首も刎ねる。」


『だから!冨岡さん、その子の首は刎たら駄目です!』


私は冨岡さんの前へと行き、禰豆子ちゃんを離してください、と冨岡さんの腕を握った。

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七星 麗華 (ななぼし れいか) - 面白かったです。次の更新も頑張ってください。楽しみに待っています! (2022年10月30日 18時) (レス) @page21 id: 50853c9852 (このIDを非表示/違反報告)
三日月夜桜 - 面白かったです。次の更新頑張ってください。楽しみです。応援してます。 (2022年6月4日 19時) (レス) @page19 id: d397310001 (このIDを非表示/違反報告)
時雨坂 - 続編おめでとうございます!更新めちゃくちゃ楽しみにしてます!頑張ってください!(*≧∀≦*) (2021年1月27日 21時) (レス) id: 38881abff7 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:麗夜 | 作成日時:2020年8月26日 0時

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