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82度目の人生 ページ40

玄「兄ちゃん…鬼殺隊に入るって何だよ。嫌だよ…兄ちゃん。死ぬかもしれないんだろ!!」



そんな声に2人ではっと顔を向ければ、ボロボロと涙を零しながらこちらを向いている玄弥くんがいた。



『……』



実「俺は…兄ちゃんだからなぁ、お前らを守れるくらい強くなって、お袋を俺が助けるんだ。」



チラリと実弥さんを見れば、困ったように優しく微笑んでいた。



玄「…っ!なら…なら!俺も入るよ!鬼殺隊!!なぁ!兄ちゃんがいいなら俺もいいだろ!?」



そう言って玄弥くんは私に詰め寄ってくる。



『んぁ…えぇ…来るものは拒まないけれど…「駄目だ。」



私の言葉を遮るように静かな怒気を含んだ言葉で実弥さんが話す。



実「玄弥は…いや、お前らは駄目だぁ…」



玄「なんでだよ!!兄ちゃんが入るなら俺だって…!!」



実「…お前らに死んで欲しくねェ……お前らは笑ってさえいてくれればそれでいいんだ…」



そう言いながら実弥さんは玄弥くんの頭を優しい笑顔を作って撫でる。



実「心配すんじゃねぇ…俺は死なねぇ。」



『というか私が死なせません!簡単に死ぬようなやわな剣士に育てるつもりは無いよ。』



というか才能がないと見なしたら即刻手を引いてもらうと言えば、玄弥くんはでも…とまだ引かない。




『玄弥くん、ならこうしようか…君がもう少し大きくなってからまた考えるそれでいいかい?』




そんな提案をすれば、実弥さんからは睨まれたが玄弥くんは目を輝かせながら首を縦に降る。



それをみた実弥さんは渋々と言ったように溜息をつき、もしお前に才能がないのが分かったら入らせねぇからなぁと玄弥くんに零した。

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鮭大根(プロフ) - ウェーイ( ・∇・)面白いです!!これからも頑張って下さい!!応援してます!!続き楽しみ〜(´-ω-`)ムフフ (2020年8月23日 2時) (レス) id: ef1af2de4e (このIDを非表示/違反報告)
匿名希望 - や、やばい!続きのお恵みをっ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!! (2020年8月23日 0時) (レス) id: 11a9c593be (このIDを非表示/違反報告)
麗夜(プロフ) - 絢さん» ありがとうございます!頑張って続き書いていきますね! (2020年7月5日 23時) (レス) id: da3d507f78 (このIDを非表示/違反報告)
- この話すっごく好きです!続きも楽しみにしてます! (2020年7月1日 17時) (レス) id: 456d2e2709 (このIDを非表示/違反報告)
麗夜(プロフ) - つむ狐さん» ありがとうございます!更新停止してしまっていましたが、これからまた更新を頑張っていくのでお願いします! (2020年6月23日 5時) (レス) id: da3d507f78 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:麗夜 | 作成日時:2020年5月13日 20時

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