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73度目の人生 ページ31

あれから子供達とまた会いに来るという約束をしお別れをした。



私は出せる最高の速さで走り、煉獄家へ急ぐ。



『すみません、遅くなりました!』



勢い良く玄関のドアを開ければ、靴を履こうとしていた慎寿郎さんと目が合う。



慎「お前…!遅くなるなら鴉を飛ばすなりして連絡をとれ!!瑠火が心配しただろ!」



と怒鳴られる。



というか瑠火さんが心配?



『そ、それはすみませでした!!る、瑠火さん!!私は大丈夫です!!』



と慎寿郎さんを無視して家へ上がり、瑠火さんがいる場所を気配で探って、そこの部屋へ叫びながら向かう。



キャラ崩壊が激しい?うるさい、久しぶりに声が出て私はテンションが上がってるんだ!



部屋を開けた時瑠火さんは一瞬キョトンとして、眉を釣り上げた。



『ひぇ…』



瑠「Aさん?あなたがとても優秀なのは知っています。」


『は、はい。』



瑠火さんの後ろから黒いオーラが見えるのは私の気の所為だろうか…


私は瑠火さんの前におそるおそる正座する。


瑠「その年で柱をやっていてとても強いのも。」



あ、ありがとうございます…といってヘラっと笑うが瑠火さんの目は下がらない。


瑠「けれど何年も連絡せず薬のみを送り付けてき、挙句の果てには血塗れで慎寿郎さんの手の中で青白い顔で眠っているあなたを見てどれほど血の気が引いたか…」



と一息で言い切った瑠火さんは、実は呼吸を取得しているのでは?などと馬鹿なことを考える。



それがバレたのか一層睨みを強くされた…



『ひっ、すみません…』




瑠「目覚めたと聞き部屋に行けば居ないなんて…置き手紙のひとつでもしてから家を出なさい!!心配するでしょう!?」



『(あー、そういえば誰にも言ってなかったなぁ…)』



そんなことを考えていたらふわっと煉獄家の暖かい匂いが私を包む。



『る、瑠火さ…?』



瑠火さんが私を抱きしめ、無事で良かった…あまり無理はしないように、と言ってくれる。



『ちょ、あ、あの…瑠火さ…し、慎寿郎さんからの殺気が…』



そう、後から遅れて入ってきた慎寿郎さんは私が瑠火さんに抱きつかれるところを見て、殺気を飛ばしてくる。




瑠「そんなことよりもAさん、あなた…声が…」



『そんなこと…?あ…瑠火さんも知っていたのですね。はい!先程御館様の所へ行った時、なんか出ました!!』


えへへと笑うと少し離れた体がまた瑠火さんによってぎゅーっと抱き寄せられた。

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鮭大根(プロフ) - ウェーイ( ・∇・)面白いです!!これからも頑張って下さい!!応援してます!!続き楽しみ〜(´-ω-`)ムフフ (2020年8月23日 2時) (レス) id: ef1af2de4e (このIDを非表示/違反報告)
匿名希望 - や、やばい!続きのお恵みをっ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!! (2020年8月23日 0時) (レス) id: 11a9c593be (このIDを非表示/違反報告)
麗夜(プロフ) - 絢さん» ありがとうございます!頑張って続き書いていきますね! (2020年7月5日 23時) (レス) id: da3d507f78 (このIDを非表示/違反報告)
- この話すっごく好きです!続きも楽しみにしてます! (2020年7月1日 17時) (レス) id: 456d2e2709 (このIDを非表示/違反報告)
麗夜(プロフ) - つむ狐さん» ありがとうございます!更新停止してしまっていましたが、これからまた更新を頑張っていくのでお願いします! (2020年6月23日 5時) (レス) id: da3d507f78 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:麗夜 | 作成日時:2020年5月13日 20時

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