鬼殺隊の史上最年少の天才剣士は、トリップ少女/弐

71度目の人生 ページ29

御館様の病状は今のところ大丈夫。


そしてあまね様と御館様のお子様も見れた。


あまね様のお腹には双子がいることも知った。



私はにちか様、ひなき様と沢山遊んで悲鳴嶼さんの屋敷へと向かった。




『悲鳴嶼さん！！私です！夢幻Aです！いませんかー！？』



玄関先でそう大声で叫べばドタバタといくつもの足音が聞こえてくる。



子達「「A/ちゃんー！！」」



最後に見た時よりも大きくなった子供達が一斉に私に飛びかかる。



『ぐぇっ…な、何？』



紗「先生がAの声がでないって…」



勇「それにっ！俺ら心配したんだぞ！！急にいなくなったから！！」



菊「寂しかったんだからぁ！」



うわぁんと泣き出したみんなにあたふたとしていれば、悲鳴嶼さんがやってくる。



『ひ、悲鳴嶼さ…！助けて！！』



悲「声が出るようになったのか…子供達や私、御館様等沢山の人たちに心配をかけたのだという事を自覚しなさい。」



怒ったようなそれでいて嬉しいような悲しいような、いろんな感情が混ざった涙を流した悲鳴嶼さんはそう言って私を助けてくれた。

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