優しい伽羅ちゃんさん ページ8
『あ…の…グスッ…』
伽羅ちゃんさん？「なんだ…」
『ありがとう…ございます。お部屋まで案内してくれて…。』
ボクは今、伽羅ちゃんさんと廊下を歩いていました。
正直に言うと…とても怖いです…。
伽羅ちゃんさん「…」
『…あの、伽羅ちゃんさん⁇
どうしてボクを見るのですか？』
ボクがそう言うと、伽羅ちゃんさんがこちらに手を伸ばしてきた。
『っ…！？』
ボクがこわばって目を瞑ると、すごく優しい手つきでボクの頭を撫でてきた。
『っ…へ？』
もしかして…撫でたかっただけですか？
伽羅ちゃんさん「…悪かったな、怖がらせて…。」
…申し訳なさそうにボクのことを見つめてくる伽羅ちゃんさんの顔を見ると、
ボクはもう恐さなんて感じなくなっていた。
『ふふっ、もう怖くないです！ありがとうこざいました、伽羅ちゃんさん。貴方が優しいこと…よくわかりましたから。』ニコッ
ボクが笑うと、伽羅ちゃんさんも笑ってくれた。
伽羅ちゃんさん「ふっ……そうか。」
『あの、ボクは岡山藤四郎です！』
伽羅ちゃんさん「そうか、俺は大倶利伽羅だ。
……お前となら…馴れ合ってもいい…」
『わー！ほんとですか！！嬉しいですっ！ニコッ』
そして…そのまま大倶利伽羅さんは、ボクを一兄達のお部屋まで連れて行ってくれました。
そのあとから、ボクが大倶利伽羅さんに懐いたのは言うまでもない。
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一兄「あの…燭台切殿、なぜか岡山が大倶利伽羅殿に懐いているのですが……」
燭台切「あー、どうしてだろうね。笑
(よかった。
ちゃんと岡山ちゃんを案内できたみたいで…最初はすごく怖がってたから心配だったんだ。
なんて…一期くんに言えないよね〜笑
最初は『一兄〜一兄〜』って泣いてたし。)
たしかに…伽羅ちゃんにべったりだよね笑
伽羅ちゃんだって…岡山ちゃんのこと優しい目で見てるもんね笑
壊れ物を扱うみたいにさ。」
一兄「ええ、岡山が他の刀と仲良くなれて、わたしは幸せです…。大倶利伽羅殿は、夕餉も私達粟田口と一緒に食べておりました。笑」
今ではまるで、岡山の兄のような大倶利伽羅でした。笑
そして…一兄の内心は複雑…
岡山のセコムがまた1人増えたのだから…笑
そしてその日の夜、
岡山から迷子になったりしたことを聞いた兄弟達が
大倶利伽羅と燭台切光忠に様子をまくしたてるよう
にして聞いてきたのは言うまでもない笑
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バニレ - イズさん» あ、ほんとだ！！直しときますね！！ (2019年4月7日 10時) (
レス) id: 61b6482082 (このIDを非表示/違反報告)
イズ(プロフ) - あと、一期一振が一護一振になっているのはあえてでしたっけ？ (2019年4月6日 17時) (レス) id: 97e396d34e (このIDを非表示/違反報告)
イズ(プロフ) - ありがとうございます！すっごくうれしいです！ (2019年4月6日 17時) (レス) id: 97e396d34e (このIDを非表示/違反報告)
バニレ - イズさん» わ〜////そんなふうに言っていただいて光栄です！小夜ちゃんの妹…ですか。頑張ってみます！遅くなってしまうかもしれませんが、それでも良いのなら喜んでお引き受けします！！ (2019年4月5日 19時) (レス) id: c7ef2d4b33 (このIDを非表示/違反報告)
イズ(プロフ) - 図々しくて申し訳ないのですが、小夜ちゃんの妹小説を作っていただけないですか？どこを探してもなくて、でもこの小説すごく面白かったので頼んでみました。ほんとに図々しくてすみません！気が向けばで全然いいので検討お願いできませんか？ (2019年4月5日 12時) (レス) id: 97e396d34e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ルーナ | 作成日時：2019年1月16日 18時
