続き ページ27
白山「…わたくしには、わかりません…。
兄弟や家族という言葉の意味が…。」
白山がそう言ってまた、哀しそうに目を伏せた。
すると、岡山は言った。
『……兄弟や家族……その言葉に意味なんてないと思います。』
その言葉に白山は顔を下げて、
「……そうですか…。」とだけ答えた。
そして岡山は、言葉を続ける。
『…でも…ボクも一緒に探します…。
…その言葉の意味を…。』
岡山の言葉に、驚いたように顔を上げる白山。
白山「一緒に…ですか？」
『はい！！』
元気よく答える岡山に、白山は疑問を抱いた。
白山「…どうしてですか？」
『え…？』
白山「これは、わたくしひとりの問題。
あなたには関係のないこと…。
それなのに…どうして…？」
白山の言葉に、岡山はキョトンとした。
『関係なくなんかないです。
ボクは…誰かが1人で悩んでいるのは嫌なんです。
それに兄さんは…大切な兄弟ですから…。』
目をつむり、大切な粟田口派の兄弟の顔を思い浮かべる岡山。
白山「…そうですか。……わかりました。」
白山は納得のいかないようだったけど、了承してくれた。
『…え！？ほんとですか！？
ふふっ…ありがとうございます！』
岡山は凄く喜んだ。
白山「…なんでそこまで素直に喜べるんですか…//
変な人ですね。」
白山は、岡山をみて“ふわり”と笑った。
岡山は、白山の笑顔に照れ笑いした。
『えへへ…//』
そしてこの後、岡山はしばらく本丸を案内したのだった。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
〜実は見ていた刀剣男子〜
一兄「主殿！！一時はどうなることかと心配しましたぞ！？」
主に食って掛かる一期一振。
実は粟田口派の兄弟達は、岡山が主の近侍をやると聞いた時
心配だったので、後ろからずっとつけていたのだ。
綾鷹「ん〜、でもさ…仲良くなるには、お互いのことをよく知っておかなくちゃいけないだろ？」
一兄「それは…たしかに…。」
薬研「それに…白山にもばれてる見てぇだな…。」
一兄「ぇ…！？」
白山「…一期一振、覗きが趣味だったなんて知りませんでした。」
一兄「えっ！？違うよ！？」
『一兄…』
一兄「違う！信じてくれ、岡山〜(泣)」
続く→
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バニレ - イズさん» あ、ほんとだ！！直しときますね！！ (2019年4月7日 10時) (
レス) id: 61b6482082 (このIDを非表示/違反報告)
イズ(プロフ) - あと、一期一振が一護一振になっているのはあえてでしたっけ？ (2019年4月6日 17時) (レス) id: 97e396d34e (このIDを非表示/違反報告)
イズ(プロフ) - ありがとうございます！すっごくうれしいです！ (2019年4月6日 17時) (レス) id: 97e396d34e (このIDを非表示/違反報告)
バニレ - イズさん» わ〜////そんなふうに言っていただいて光栄です！小夜ちゃんの妹…ですか。頑張ってみます！遅くなってしまうかもしれませんが、それでも良いのなら喜んでお引き受けします！！ (2019年4月5日 19時) (レス) id: c7ef2d4b33 (このIDを非表示/違反報告)
イズ(プロフ) - 図々しくて申し訳ないのですが、小夜ちゃんの妹小説を作っていただけないですか？どこを探してもなくて、でもこの小説すごく面白かったので頼んでみました。ほんとに図々しくてすみません！気が向けばで全然いいので検討お願いできませんか？ (2019年4月5日 12時) (レス) id: 97e396d34e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ルーナ | 作成日時：2019年1月16日 18時
