兄弟とは…家族とは…なんですか？ ページ26
※no side
岡山は今、主の名を受け、
白山と一緒に本丸内を散策していた。
ーーーー
『ここがお風呂場です！ボクも最近やっと1人で来られるようになりました！』
白山「…そうですか。」
ーーーー
『ここが畑です！』
白山「…瓜は…ありますか？」
『…瓜？好きなのですか？』
白山「…(コクッ」←うなづいてる。
『(目が……キラキラ輝いてます！)』
ーーーー
いろんなところを回ってみているものの…
白山は、全然楽しそうじゃない。
楽しそうにしていたのは、瓜の話題の時くらいで…。
『兄さん…楽しいですか？』
岡山が思い切って聞いてみると、白山は
白山「……楽しい…ですか？」
と考えるそぶりを見せて…。
ところが、
白山「……別に。」
と冷たく突き放すような言い方をした白山。
『え…？』
岡山は、頭が真っ暗になった…。
白山「わたくしはつるぎ……あなた方とは違う…。」
『…違う…ですか？』
白山の言葉に我に帰った岡山。
白山「…わたくしは…刀の刀剣男子達とは違い、人のようには話せない。
皆、わたくしを不気味に思うでしょう。」
哀しそうに目を伏せる白山をみて、岡山は黙って入られなかった。
『この本丸の方々は…いや、兄弟達もみんな…家族なんですから、そんなことは思わないですっ！！絶対に！！
少なくとも私は…不気味だなんて思わないです！
兄さんは…兄さんはとても優しい方ですっ！！』
岡山が言うと白山は、不思議そうに首を傾げた。
白山「わたくしが…優しい…？」
『はい！』
白山「どうしてそんなことが…はっきりと、言えるのですか…？」
白山の迷いのある瞳が揺れ動き、岡山を見つめる。
岡山は、迷いなく告げる。
『ボクと本丸内を散策している時、ボクが話しかけると毎回返事をくれました。』
白山「それだけ…ですか？」
『はい、兄さんが返してくれる返事には…毎回優しさが入っていました。
お風呂場の話をした時も…ボクに優しく笑いかけてくれたじゃないですか！
兄さんは…言葉が足りてないだけで…ボク達刀と同じ家族です。
……だから…そんな哀しそうな顔…しないでください…。兄弟が哀しそうにしていると…ボクも哀しいです。』
自分のことのように哀しむ岡山をみて、白山は驚いた。
白山「…わたくしには、わかりません…。
兄弟や家族という言葉の意味が…。」
続く→
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バニレ - イズさん» あ、ほんとだ！！直しときますね！！ (2019年4月7日 10時) (
レス) id: 61b6482082 (このIDを非表示/違反報告)
イズ(プロフ) - あと、一期一振が一護一振になっているのはあえてでしたっけ？ (2019年4月6日 17時) (レス) id: 97e396d34e (このIDを非表示/違反報告)
イズ(プロフ) - ありがとうございます！すっごくうれしいです！ (2019年4月6日 17時) (レス) id: 97e396d34e (このIDを非表示/違反報告)
バニレ - イズさん» わ〜////そんなふうに言っていただいて光栄です！小夜ちゃんの妹…ですか。頑張ってみます！遅くなってしまうかもしれませんが、それでも良いのなら喜んでお引き受けします！！ (2019年4月5日 19時) (レス) id: c7ef2d4b33 (このIDを非表示/違反報告)
イズ(プロフ) - 図々しくて申し訳ないのですが、小夜ちゃんの妹小説を作っていただけないですか？どこを探してもなくて、でもこの小説すごく面白かったので頼んでみました。ほんとに図々しくてすみません！気が向けばで全然いいので検討お願いできませんか？ (2019年4月5日 12時) (レス) id: 97e396d34e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ルーナ | 作成日時：2019年1月16日 18時
