出久の双子の姉は愛されたい2 (ページ3)

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愛されたい47 ページ3

相澤side

最近できた行きつけのコンビニで何日分かの10○チャージをカゴに大量にいれ、レジへと持っていく。

いらっしゃいませ、そう戸惑いながら言う声は聞き覚えがあって顔をあげる。

その顔はこのコンビニてで見ない店員だった。

いや、見覚えはあるがここで店員をできる訳がないやつだ。

相「は…？なんでお前がここに？」

お互い混乱していた。

先に口を開いたのは向こうだ。

先程まで付けていた名札をとり、多分個性で声を変えて店員として接客をはじめたA。

相「A、だよな？こんな時間にこんな所で何してる？」

と聞けばあくまで向こうは店員を続ける。

相「A？」

再度確認するように聞くがAは総スルーで行くようでニコニコとして俺の言葉には答えない。

相「緑谷Aだよな。お前、バイトか？中学生だよな？｣

親との話し合いは上手くいったと聞いている、でもこいつはここでバイトしているつまり嘘をついたのか？

『ニコッ)お客様困ります。従業員のプライベートに土足で踏み込んでこないでください。それに違いますよ。』

そんなふうにニコニコとしながらこれ以上の詮索はやめろと言われる。

相「もう終わりだよな。入口んとこで待ってるからな。」

ため息を着いてそう言えばですから！お客様？そう言うのは困りますと答える。

俺はAに圧をかけて、顎で入口を指す。

お金をちょうど置いて袋をもって外へと行く。

直ぐにAが出てきたが、何か違和感を覚えたため、個性を発動させる。

俺の個性に、Aの姿は無くなり、そこには洋服のみが残っていた。

俺は急いでコンビニ内に行く。

そこに居たのはいつも俺が行った時に接客してくれる店長だけだった。

相「おい、Aは！？」

店「え、あぁ！いつもの！Aちゃんとお知り合いなんですか？」

人の良さそうな店長はニコニコしながらそう聞いてくる。

俺はそれに肯定の返事をしてAがだいぶ前に上がったことを聞く。

相「あいつ…！！」

探しに行こうと店を飛び出した瞬間、目の前に知らない男が急に表れた。

多分Aだ。

目の前のAは顔がだんだんと顔色を青くしていく。

お互い無言の空間が流れる。

そしてAは逃げようと個性を発動しようとしたから俺の個性でそれを消す。

そして目の前の男姿がするすると縮んでいっていつものAが現れる。

さぁ、尋問タイムといこうか。