出久の双子の姉は愛されたい2 (ページ12)

今日:2 hit、昨日:19 hit、合計:696,138 hit

愛されたい56 ページ12

点数が3点と高いものから順々に銃で撃ち抜いていく。

そしてホークスのこの羽を操って危なそうな子を助けていく。

『今ので80点…？もうひとつの点数が付けられているのだとしたら何点なんだろう…』

そんなことをぼやきながらさらに点数を上げていく。

そして突如として現れた巨大ロボ。

『あぁ、これが０点のお邪魔ロボってやつ？でかぁ…』

あまりの大きさに少しだけ動きが止まる。

お邪魔ロボが急に出てきたことで周りの建物がいくつも壊れる。

『ひぇ…雄英の経費やばそ……ってありゃ…？あの子…挟まってない？？』

チラッと視界に入ったのは黄色の髪の毛の男の子で、落ちてきた瓦礫に足を挟まれて動けなくなっていた。

その子を助けようとその近くに降りる。

しかし、その動きを見たお邪魔ロボが私に反応してこちらに向かってくる。

『やばくね？このままじゃああの子踏まれちゃうよね？？』

銃を構えるがあんな大きな巨体銃じゃ間に合わない。

それに爆発したらその爆風で二次被害が…

『……あ、そうだ！推薦入学の時にいた氷の子の個性を借りよう…』

そこからは、一瞬でイメージを構築し巨体を持つロボを氷漬けにする。

その間に黄色い髪の男の子を瓦礫を退けて助けて、怪我した足を直しておく。

『ん、これで大丈夫だと思う。他に痛いところは？』

？「ウェイ？」

『うぇい？？』

顔を赤らめてこちらを見上げる彼は返事にならない返事をする。

『大丈夫？頭打った？』

怪我してないか確認するためにさらに近づいて見れば、もっと顔が赤くなる彼。

？「上鳴電気ですっ！！助けてくれてあざっした！！！」

そう言ってまさしく雷のように走り去って行ったのを見て、大丈夫そうだったので一安心した。

『……逃げなくてもいいじゃん…』

むすーっと頬を膨らませたところで終了の合図が鳴る。

『あ、終わりか…出久はどうなったんだろ？…その前に、怪我してる人いませんかー！？私治癒系の個性持ってるので怪我してる人はこちらに来てくださーい！』

と大きな声で呼びかければ何人かが集まってくる。

それを直ぐに治療して、怪我人がもう居ないことを確認したら会場を出る。

『よし！今日はもう試験終わったし、とりあえず出久のとこ行くかー。』

そんなふうに呑気に出久がいる会場へテレポートしたら、出久がボロボロで倒れていたのを目の当たりにしてしまった。