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手を繋ぎ身体を寄せ合い時間になるのを待つ
小牧「もうそろそろだね....
倉庫から離れたら？」
『そう....だね......』
手の力を緩め離そうとしたけど
『ふふっ 離して？ じゃないと動けないよ』
小牧「え？ あっ ごめん.....」
手を離してもらい声をかけた
『ばいばい....』
振り返ったら側にいたいと思ってしまうから
だから要を見たくなかった
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でも強い力で手を掴まれ腕の中に閉じ込められ
触れるだけの口付けをされた
『かな...め.....？』
小牧「“ばいばい”は寂しいから....」
『わかった.....』
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「『またね』」
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そのあと倉庫から離れて
響介さんが入っていくのを遠くから見た
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数分後
銃声が聞こえた
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私はこの時生まれて初めて
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“哀しい”という感情を知った
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忌瀬(プロフ) - 恵比寿寄りの目黒さん» コメント有難うございます。まだ下書きを書いている最中ですが楽しんでもらえるよう頑張ります！ (2021年3月29日 1時) (
レス) id: 253c11a028 (このIDを非表示/違反報告)
恵比寿寄りの目黒(プロフ) - 続編おめでとうございます！もう少しで最終回ですね！楽しみにしています！ (2021年3月27日 19時) (レス) id: 4793dbbb46 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：忌瀬 | 作成日時：2021年3月26日 14時
