愛されたい34 ページ37
コンコン
『出久ー？入っていい？』
ご飯も食べ終わり、風呂に入ってから出久の部屋を訪れる。
出久は快くドアを開けて部屋へと招き入れてくれる。
私は出久の部屋のベットに座り、オールマイトだらけのこの部屋に来るのも最後かと当たりを見渡す。
『出久、私明日引っ越すから。』
出｢えぇ！？引越すてどういう…｣
『そのままの意味だよ。だからお母さんよろしくね。』
出久は困惑した様子でうんと返事をしてくれる。
『そう言えば今日、めちゃくちゃ朝早くどこか行ってなかった？』
出｢あぁ、それはオール…はっ！！こ、公園にトーレニングしに行っただけだよ！！雄英に行くには今からトレーニング始めないといけないし！！｣
とあたふたと手を振りながら説明する。
『へぇー、オールマイトとトレーニングかぁ。何？あの日から仲良くなったの？』
出｢へ！？え？オールマイトとトレーニングだなんて…あはは｣
『あんた嘘下手くそなんだからさ、私には直ぐにバレるって。…それに誰にも話さないわよ。』
むすーっと膨れれば、出久は苦笑いしながらほんとに誰にも言わないでよ？とオールマイトと雄英に入るための特訓をしているという話をしてくれた。
『へぇ、憧れの人と一緒に特訓出来るなんて最高じゃん！やったね、出久！』
うん！と言って可愛く笑う出久を見て悶える私。
『はぁ、弟がかわいい。…私もねこの間イレイザーヘッドに会ったんだ。』
いいでしょ！とサインしてある携帯ケースを見せる。
そしたら出久はぱあっと顔を輝かせて私の携帯ケースを見る。
出｢えぇ！凄い！Aの憧れのヒーローじゃないか！！イレイザーヘッドがファンサしてくれるなんて珍しい…｣
そしていいなぁと言って羨ましそうに携帯ケースを見る。
そこに運悪く入ってくるお母さん。
引｢あら、出久どうしたの？｣
出｢見てこれ！Aってばあのイレイザーヘッドにファンサしてもらったんだよ！イレイザーヘッドがファンサするなんて珍しいからこのサインは凄いんだよ！｣
とヒーローオタクである出久は興奮気味にお母さんにこのサインの凄さを語る。
そして、言うんだ。
出｢いいなぁ、僕もイレイザーヘッドに会ってサインしてもらいたい。｣
なんで？
出久にはオールマイトがいるじゃん。
そんなこと言ったらお母さんが…
引｢そんなことしてもらわなくてもAに貰えばいいじゃない。お姉ちゃんでしょ？出久にあげたら？｣
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lokiloki - こちらの作品をとても気に入ったのでプレイリストに載せさせてもらいます ※自分の作品を消したい場合はお手数をかけますがプレイリストの 【おもしろ度を投票】の上にある 【リストから削除】からやるか、プレイリストのコメントから作者に言ってください (4月19日 22時) (
レス) id: 388da595fc (このIDを非表示/違反報告)
まいねーむいずオタッキーちゃん！ - なんか...コタローはひとり暮らし、のキャラみたい...？(((( (2022年12月3日 9時) (レス) @page42 id: 78bf642dad (このIDを非表示/違反報告)
麗夜(プロフ) - カノン(。・ω・。)ゞさん» え、まじですか笑ありがとうございます (2021年7月13日 0時) (レス) id: da3d507f78 (このIDを非表示/違反報告)
カノン(。・ω・。)ゞ - 好きなものダダ被り！www応援してます！ (2021年7月11日 21時) (レス) id: f39ef1e54a (このIDを非表示/違反報告)
麗夜(プロフ) - すややさん» ありがとうございますー！毎日更新目指してるので是非読んでくださーい (2020年5月18日 23時) (レス) id: da3d507f78 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：麗夜 | 作成日時：2020年4月23日 11時
