愛されたい１３ ページ14
出｢あれ、Aどこか行くの？｣
『あぁ、出久。ばいばい。』
家を出たところで門の所にいた出久と目が合う。
返事にならない返事をして横を通り過ぎる。
後ろでは不思議そうな出久とその出久に気づいて出てきた母の声が聞こえる。
引｢おかえり出久！心配したんだからね？｣
あぁ、その言葉私が欲しかった言葉なのに。
出｢うん、ただいま。ごめんね母さん。ねぇ母さん、Aこんな時間から何処に行くの？｣
引｢あぁ、生徒会長の友達の所に泊まりに行くみたいよ。なんか今日までに終わらせたい資料があるんですって。｣
なんで？そんなこと言ってないよ…
気づけばコンビニにいて、不思議そうにこちらを見ている店員さんと目が合う。
私は目の前のおにぎりを適当にとってレジに持っていく。
何処に行けばいいのか分からなくて、公園のベンチに座る。
さっき屋上から飛び降りようとした。
でも前飛び降りしたときの感覚が記憶に残っていて、怖くて飛べなかった。
死という恐怖に取り憑かれ、死ぬことが怖くて怖くて出来なくなってしまった。
そんな私に関係なくキラキラと輝く星は本当に綺麗で、ぼーっと眺めていれば瞳に溜まった涙でぼやけてしまう。
『寒いなぁ』
ﾓﾌﾞ｢何してんの？お姉さん！｣
『誰。まぁどうでもいいけど。』
もしかして家出？なんて聞いてくる男を無視していれば、男が連絡したのか人数が集まってくる。
ﾓﾌﾞ｢ねぇねぇ、俺らといいとこ行かない？｣
『はぁ、うるさいなぁ、あっち行って。そんなに人数いるんだし自分らで慰めあったら？』
ﾓﾌﾞ｢てめぇ、こっちが下手に出てやったら…舐めたくち聞きやがって…殺すぞ。｣
グローブと呼ばれる映画で見たことあるようなものを手につけ、どこから持ってきたのかパイプやバットを持ち私を囲む。
『あぁ、あなた達が殺してくれるの？』
目の前にいる男を眺めて問えば持っていた金属バットを振り上げる。
私は来る衝撃を目をつむって待つ。
しかし衝撃は待っても来ず、目を開ければ見慣れたクリーム色の髪の毛をもつ彼が周りのヤツらをのしていた。
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lokiloki - こちらの作品をとても気に入ったのでプレイリストに載せさせてもらいます ※自分の作品を消したい場合はお手数をかけますがプレイリストの 【おもしろ度を投票】の上にある 【リストから削除】からやるか、プレイリストのコメントから作者に言ってください (4月19日 22時) (
レス) id: 388da595fc (このIDを非表示/違反報告)
まいねーむいずオタッキーちゃん！ - なんか...コタローはひとり暮らし、のキャラみたい...？(((( (2022年12月3日 9時) (レス) @page42 id: 78bf642dad (このIDを非表示/違反報告)
麗夜(プロフ) - カノン(。・ω・。)ゞさん» え、まじですか笑ありがとうございます (2021年7月13日 0時) (レス) id: da3d507f78 (このIDを非表示/違反報告)
カノン(。・ω・。)ゞ - 好きなものダダ被り！www応援してます！ (2021年7月11日 21時) (レス) id: f39ef1e54a (このIDを非表示/違反報告)
麗夜(プロフ) - すややさん» ありがとうございますー！毎日更新目指してるので是非読んでくださーい (2020年5月18日 23時) (レス) id: da3d507f78 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：麗夜 | 作成日時：2020年4月23日 11時
