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三年の階につくと彼等のクラスがわからなかった為一組からクラスを覗くことにした。
扉を開けようとした瞬間誰かにぶつかった。
見上げると爽やかな青年だった。
「ごめんな……あれ?一年?てか………無色A?」
私のことを知っているみたいだけど一体誰だろう?会ったことは無いと思うんだけど………
「……あ、思い出した。北川第二中の
ところで男子バレー部の主将ってどこにいるかわかりますか?」
確か私達が中学一年のとき一回だけ練習試合で来たときに調べたんだ。あの時より背が伸びていて気づかなかった。
「ポジションまで覚えてるとかすげーわ!
ちょっと待ってな!松川〜及川って今どこいるか知ってるか?一年が探してるみたいなんだ」
松川?書き覚えのある名前に教室の中を見ると思ってたとおり松川先輩がいた。
「多分六組だと思う。なに?マネージャーなりたいとかなら……Aちゃん!?」
鞄を持ちながらこっちに歩いてくると私に気づいたようだ。
「松川先輩。お久しぶりです。あの時の事覚えてます?その証明したくて探してたんです。」
「へぇー何するの?」
流し目でそう言う先輩は色気全開で鼻血ものだ。
「それは………ヒ・ミ・ツ」
さっきのお返しとばかりにナイショとポーズしウインクをした。
「………チッ………ほら、行くんでしょ?」
さっさと進む松川先輩を慌てて追いかけた。舌打ちもしてたし不安に思い彼を見るとそんな思いは吹き飛び笑みがこぼれた。
「花巻先輩ー!」
「おっ!Aちゃんに松川じゃん。
松川顔赤いけど風邪か?」
「あれー本当だー松川先輩どーしたんですか?」
赤い理由をしってる私はからかうようにニヤニヤ笑いながら言った。
「誰のせいだと……さっさと、六組行くぞ」
「はーい。花巻先輩も行きましょう!」
そうして三人で六組に向かい及川先輩と岩泉先輩二人と会った。
「さて、先輩方にお願いがあります。私をマネージャーにしてください。」
お辞儀をし彼等に渡したプリントには選手の基本情報、そして各対戦校との決定率、スパイクコースその他諸々。
青葉城西だけではなく宮城県すべての高校と新一年生になるデータも全て書いていた。
最後には参考程度にそれぞれの武器と弱点及びそれの克服する為の練習法を記載。
「どうですか?私皆さんを支えられますか?」
吉と出るか凶と出るか……
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みなみ(プロフ) - すごく面白かったです!最新きながにまってます! (2021年5月5日 0時) (レス) id: cc9951f69a (このIDを非表示/違反報告)
KIHARU(プロフ) - ちょこれえとさん» ありがとうございます。 (2020年1月2日 7時) (レス) id: f7a2f8183b (このIDを非表示/違反報告)
ちょこれえと - めっちゃ面白いです! これからも頑張ってください!! (2019年12月31日 22時) (レス) id: cdd2774812 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:KIHARU | 作成日時:2019年8月14日 19時