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あの日から一週間つまりは今日は入学式。
桜も満開になり私達新入生を祝福しているようだ。
私のクラスは一年六組。教室前で行くと騒がしく先行きが不安だった。しかし扉を開けると驚くほど静かになった。
私の髪色を見てヤンキーや不良だと思ったのだろう。
そんなものに気にせず私は黒板を見た。
席は名前順らしく一番後ろの窓際から二列目となかなかいい席をだった。
「私は無色A。これからよろしくね？」
前の席に座る黒髪の明るそうな彼女に笑いかけ話しかけた。
「……はっ！………私
数秒固まったと思ったら凄い笑顔で手を握ってきてブンブンと握手をしてきた。
「真崎さんね。中学はどこだったの？」
「私は北川第一なんだ！Aちゃんはどうして青葉城西に来たの？」
「んー……白ブレザーの制服が好きなんだ。真崎さんは？」
「確かにここの制服かわいいもんね。私はねー聞いちゃう？聞いちゃう？てか、聞いてほしい！三年生のバレー部に及川先輩がいるんだけどね、追いかけてきちゃった」
キャー！言っちゃった！と騒いでる真崎さんだがその顔は頬を赤く染め恋してる少女はとても可愛らしかった。
「憧れの先輩か〜。私にはそういう先輩いなかったから少し羨ましいな
あ、先生が廊下に並べって！行こっか！」
その後順調に入学式は終わり自己紹介の時間になり私の番が回ってきた。
「無色Aです。中学は東京だったのでこの辺の事教えてください。一年間よろしくお願いします」
爽やかな笑みを浮かべた私の自己紹介は第一印象はいいはずだ。
その後簡単にホームルームが終わると私が代表挨拶よりも緊張していた放課後になった。
若葉さんと早々に別れると向かった先は職員室。
そうバレー部の監督、入畑伸照先生に会いに来たのだ。
「入畑先生、初めまして無色Aです。バレー部のマネージャーになりたいです。主将には無理だと言われましたけど、彼等にはこれを見せて説得させるつもりです。」
そう言ってまとめたプリントを彼に渡した。
それを見た彼は読み進めるうちに目を大きくさせていった。
「これは……君一人で？」
「もちろん。監督どうです？私をマネージャーとして認めてくれますか？」
「ああ。君は戦力になる。」
監督に許可を貰うと主将達に会いに三年生の階に向かった。
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みなみ(プロフ) - すごく面白かったです！最新きながにまってます！ (2021年5月5日 0時) (
レス) id: cc9951f69a (このIDを非表示/違反報告)
KIHARU(プロフ) - ちょこれえとさん» ありがとうございます。 (2020年1月2日 7時) (レス) id: f7a2f8183b (このIDを非表示/違反報告)
ちょこれえと - めっちゃ面白いです！ これからも頑張ってください！！ (2019年12月31日 22時) (レス) id: cdd2774812 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：KIHARU | 作成日時：2019年8月14日 19時
