真相 ページ23
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その日、三途はやけに機嫌が悪かった。
最近はものすごくご機嫌な日が続き、鼻歌を歌いながらスキップをする姿を見られることも多数というのに。
ちなみに彼が歌っていたのは、
“こーいーしちゃっ⚫️んだ”の歌詞が有名なあの曲です。
その姿を見たマイキーは、思わず彼を3度見してしまったと言う。
そんな最近の三途とは打って変わって、舌打ちをしたながら廊下を歩いている。
恐らく今、誰かが彼にぶつかれば即刻スクラップにされてしまうだろう。
触らぬ神に、祟なし。
梵天の構成員は怯えながら遠巻きに彼を見ていた。
「…ﾁｯ 、あﾞァクソが！」
そもそも彼がどうしてこれまでに機嫌が悪いのかと言うと、予定をドタキャンされたからである。
普通の予定のドタキャンならまだしも、相手はまさかのA。
なんでも、急に兄弟に呼び出されたから行けないらしいのだ。
思わずそいつらを特定して殺そうかと考えた三途だったが、それでは彼女が悲しむと実行の一歩手前で踏みとどまった。
偉いぞ、三途。成長したな。
現在歩く地雷とかしている三途。
彼が、曲がり角を曲がったその時。
ﾄﾞﾝｯという少し強めの音と共に誰かが三途にぶつかり倒れた。
思わず顔を真っ青にする部下たち。
間違いなく今ぶつかった人はスクラップだろう、とこれから来る怒号と銃声に備えていた。
「っテメェ、ちゃんと前見て歩けねぇのか。
あﾞぁ！？スクラップにしてやろうか！！！」
『っあ、ごめんな、さ。』
ぶつかった人に怒鳴り散らかし、銃口を向けてまさに今、その引き金を引こうとした三途の動きが突如止まった。
「……………は？なんで、ここに。」
こぼれ落ちそうなほどに見開かれた彼の瞳に映るのは、一目惚れ相手のA。
三途の機嫌が死ぬほど悪い原因である。
Aは、普段の三途とのギャップという言葉で片付けられないほどの違いに戸惑い、
そして彼から銃口を向けられた恐怖によって脳が混乱していた。
そんな、まるで捨てられた犬みたいな顔をしているAをふわりと後ろから抱きしめる腕が出てきた。
「三途、なに家のかぁいい妹泣かせてんだ？」
「…お前こそスクラップにしてやるよ。」
ニヤニヤしながら三途に声をかける腕の主は、
言葉と表情がイマイチ噛み合っていない、灰谷兄弟である。
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ゆんな(プロフ) - 夜中に声出してワロタ...... (2023年1月22日 1時) (
レス) @page6 id: c8a07ba8e1 (このIDを非表示/違反報告)
83EPHNUQX3O3FI8(プロフ) - 友達のあだ名と同じでﾜﾛﾁ┌(´^ω^｀≡´^ω^`)┐ﾜﾛﾁ (2021年11月2日 1時) (レス) @page5 id: 5b2f0bd76c (このIDを非表示/違反報告)
夢花(プロフ) - ブフッwwwwwwｶｯｶｯｶwwwも、死ぬwwwwww笑い過ぎて死ぬwwwwww腹痛ぇwww (2021年10月15日 17時) (レス) @page29 id: 78d9e81099 (このIDを非表示/違反報告)
az汰(プロフ) - チクチク言葉！梵天チクチク言葉見るだけで心がぴょんぴょん！編集頑張ってください！ (2021年10月5日 21時) (レス) @page25 id: c5bbf3b745 (このIDを非表示/違反報告)
心花(プロフ) - やべぇぇ！！灰谷兄弟の妹って分かった瞬間 発狂が止まらない！！！！ (2021年10月4日 23時) (レス) @page22 id: b923438558 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ぽにょ | 作成日時：2021年10月3日 19時
