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「きっと、私が話広めたりしないかって不安だよね、二人とも」
「いえ、そんなこと…」
「大丈夫。って言っても信じられるようなことじゃないだろうから、行動で示すよ」
私の背中をぽん、と叩いた菜々花さんは朗らかに笑っていて、芯の強いかっこいい女性だなと思った。行動で示すよ、なんてなかなか言える言葉じゃない。
「きっと、色々大変なことがあると思う」
「…はい」
「頑張れる？」
「っ、はい！出来ます。頑張れます！」
「…そっか。」
一般人と芸能人。ましてや、日本人と韓国人。立ちはだかる壁は高い。でもそれでも、テヒョンさんのことが好きだから、頑張るしかない。菜々花さんと話して、改めて、頑張ろうって思えた。テヒョンさんを好きって気持ちを大事にしたいと思えた。
「A、これからもテヒョンのこと幸せにしてあげてね」
「っ、はい…！」
「誰なんだよお前はって話なんだけどね〜！」
胸がいっぱいになって菜々花さんに抱きつくと、何ー！？と笑われた。私の周りには、テヒョンさんにしても、菜々花さんにしても、素敵な人がたくさんいるんだな。
「さあ！行こっか。今度馴れ初めはしっかり聞かせてもらうからね」
私の背中をぽんぽんと優しく叩いて、菜々花さんが立ち上がった。
「あ〜！！ジミンちゃんに何言おう」
ついに、握手会が始まる。
「A、ペンとしてはテヒョンに何て言うの？」
「すごく迷ってて…」
「テヒョン、絶対Aにオッパって呼ばれたら喜びそうだな…」
「？オッパですか？」
「言ってもらいたくてソワソワしてそうだけど、面白いからまだ言わなくていいよ」
「？…わかりました」
「あー、なんかテヒョンも普通の人間なんだと思うと、面白いね！A、存分に振り回してやりなね！」
この時の私は、この後もう一つの壁が私の前に立ちはだかることになるなんて、思ってもいなかった。
ーーー
こんにちは、いつもお読み頂きありがとうございます！
このデレデレ甘々カップルに、マンネがどんな風に関わってくるのか、楽しみにしていてくだされば嬉しいです。笑
2人にとってはじめての障壁となる、＋ジョングク編、はじまります！
お気に入りや評価など、本当にありがとうございます。励みになります！
これからもお暇な時間にお読み頂ければ嬉しいです。
作者より
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るめ(プロフ) - ジャスミンさん» ジャスミンさん、すごくすごく嬉しいコメントをありがとうございます…！テヒョンの持つふわふわしていて優しい雰囲気で幸せなお話を書きたいと思っていたのでそう言って頂けるとすごく嬉しいです^^！これからもお暇な際にぜひお付き合い下さい！ (2019年10月14日 1時) (
レス) id: c680f383ae (このIDを非表示/違反報告)
ジャスミン(プロフ) - なんかもう、ずっとずっとこのお話の2人を読んでいたいし 幸せ気持ちになるし何度も何度も読み返しました(;_;) 癒しをありがとうございます更新楽しみにしてます。るめさんの文章力、文才、表現力に乾杯(;_;) (2019年9月28日 2時) (レス) id: a2850f3adc (このIDを非表示/違反報告)
るめ(プロフ) - 千晃さん» 千晃さん、そう言って頂けてすごくすごく嬉しいです^^* まだ少しこの2人のその後のお話は続いて行きますので、よければお付き合いください！コメントありがとうございました！ (2019年6月19日 20時) (レス) id: c680f383ae (このIDを非表示/違反報告)
千晃(プロフ) - もっとこのお話読んでたいです！！続きも楽しみにしてます！！！！！ (2019年6月17日 17時) (レス) id: 541a949c76 (このIDを非表示/違反報告)
るめ(プロフ) - ねおさん» ありがとうございますーー！！そう言って頂けるのが一番の更新の励みになります！コメントありがとうございました。これからもお暇な時間に読んでやってください♪ (2019年6月14日 2時) (レス) id: c680f383ae (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：るめ
| 作成日時：2019年5月15日 1時
