episode.32 ページ33
AM8:30
教室
新しくできた友人たちと椅子や机に座りながら、他愛もない話をしている真っ最中。
「でも、ホントに海棠零と兄弟なのか？」
「そうだよ」((ﾆｺｯ
「何か納得できねーよな〜全然違うしな」
そう言って笑う彼らを見て思う。
そりゃ血の繋がり何てないし、逆に同じだったら怖いくらいだ。
((ｷｰﾝｺｰﾝｶｰﾝｺｰﾝ
チャイムが鳴り、担任が「座れ〜」と声をあげながら入ってくる。
さっきまで騒いでいた連中は自分の席につき、担任が話し出すのを座って待つ。
「それじゃ〜今日なんだけどな・・・
委員会決めをしたいと思う」
委員会？
黒板にどんどん何かが書かれていく。
「よし！立候補や推薦がある奴は手を挙げろ！」
その言葉に、一人の生徒が手を挙げた。
「俺は、海棠月希を推薦しまーす！」
突然出た俺の名前に、その生徒の方をジッと見る。
「それは何故だ」
「月希めっちゃ頭良いし、もうクラスのほとんどの奴と仲良いし、何でも出来そうな感じがするから！」
すると周りは「確かにな〜」や「俺も賛成！」など、その意見にどんどん賛同していく。
「クラスメイト大半からの推薦だが、月希どうする？」
ここで断ると今後の動きに支障がでそうだし、、
「分かりました。せっかく皆が推薦してくれましたし、喜んでやらせて頂きます」((ﾆｺｯ
周りから歓声と拍手が巻き起こる。
「よ！優等生！」
「委員長1年間頑張れ！」
生徒達からのエールを聞きながら、俺は担任に教壇まで呼ばれ「挨拶！」と指示をだされ、俺は笑顔で教壇に立った
「えっと〜推薦してもらって今日からこのクラスの委員長をやらせてもらいます海棠月希です。
委員長って何するのか正直分からないけど、頑張っていこうと思うので皆も協力宜しくお願いします！」
ぺこりと頭を下げ笑顔を見せると、周りから、また歓声と拍手がまき起こる。
「それじゃ〜月希さっそく仕事な」
そう言って担任は俺にチョークと名簿を渡す
「あとの委員も決めておいてくれ。俺は職員室で他の仕事をしてくる」
それだけを言い残し、出ていった担任の背中を見送り、俺はもう一度クラスメイトの方を見た。
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悠優(プロフ) - すごく面白かった！！SUPERLOVERSの作品で、こんなにいいものに出会えたのは初めてです！男主君の感情に涙が出たり……。いつもすごい、更新と結末が楽しみで待ってました。続編も書いてくださるならば沢山読みます！！ (2018年5月28日 5時) (
レス) id: ff0955d0d1 (このIDを非表示/違反報告)
青(プロフ) - 続編もちろん希望です！SUPERLOVERSのあの焦れったい感じの雰囲気がすごく表現されてて、ユピノンさんの小説が大好きです^ ^ これから男主くんがどうなっていくのか、楽しみに続編期待してお待ちしてます！^ ^ (2018年5月28日 3時) (レス) id: a438011908 (このIDを非表示/違反報告)
レイン(プロフ) - 続き気になります！主人公と晴の関係も気になります！なので続編希望します！ (2018年5月28日 3時) (レス) id: 3196a4c901 (このIDを非表示/違反報告)
サイコパス(プロフ) - 凄い気になる！続編待ってます！！ (2018年5月28日 1時) (レス) id: d972e9a204 (このIDを非表示/違反報告)
玉子(プロフ) - とても楽しませてもらいました！本当にこの物語が大好きで続きもきになるので続編待ってます！ (2018年5月28日 0時) (レス) id: ae214f582e (このIDを非表示/違反報告)
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