拝啓神様…ちょっとチートすぎやしませんか？【ワールドトリガー】 (ページ29)

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第27話　ことわざページ29

朝、起きるとすでに師匠とか決めてた。

次の正式入隊日まで約3週間あるからそれまでに基礎は作っておこうって考えだと思う。

小「こいつはあたしがもらうから」

がっしりヘッドロックされる一歩手前の遊真。

小南がヘッドロックしなくてよかったわ。

そんなことしたら相手がお亡くなりになりそうだし。

小「見た感じあんたがいちばん強いんでしょ。あたし弱いやつはキライなの」

遊「ほほう。お目が高い」

栞「じゃあ千佳ちゃんはレイジさんだね。狙撃手(スナイパー)の経験あるのレイジさんだけだから」

チ「よ、よろしくお願いします」

レ「よろしく」

烏「となると俺は必然的に…」

修「……よろしくお願いします」

うん、決まったね。

その間私は朝ごはんをかねて餅を食べていた。

別に好きじゃないけど冬って餅とかミカンとか食べたくならない？

ちなみにマーガリンをつけて食べる。

太るぞって言ったやつ訓練室行けや痛覚オンで模擬戦してやる。

迅「よーし、それじゃあ3人とも、師匠の指導をよく聞いて三週間しっかり腕を磨くように！」

小「そういえば、アンタはコーチやらないの？」

迅「ん？おれ？おれは今回は抜けさせてもらうよ。いろいろやることがあるからな。それにもう弟子ならいるし」

「その割に全然対戦してくれないじゃないですか。なんなんですか？」

迅「実力派エリートは忙しいの！じゃあ、ね！」

っち、逃げられた。

今日はせめて30戦くらいやるつもりだったのに。

烏「林檎先輩って迅さんの弟子だったんですか」

小「嘘じゃないでしょうね！」

栞「これは本当だよ(^^)」

小「ふーん」

弟子って言っても師匠が師匠だから全然修行とかしてないけどね。

ほぼ自主練だし。

でも、まぁこれからは遊真や修君に相手してもらおうっと。

「さて、私もそろそろ朝ごはん食べ終えて食後の運動と行きますかな」

餅を食べ終えて立ち上がる。

栞「今日はどうするの？」

「うーん、比較的動きが早い的お願いできる？」

栞「了解～」

遊「ずいぶんと熱心なんだな」

「まぁね。ほら、備えあれば患いなしって言うでしょ」

遊「どういう意味だ？」

チ「何事も備えていれば損はしないって意味だよ」

遊「なるほど！なかなかいいこと言う人もいるんだな」

「先人の言葉は的を射ているからね。まぁ、時に矛盾した言葉が残っているけど」

例えば、急がば回れと巧達は拙速に如かず、急いては事を仕損じると善は急げとかね。