拝啓神様…ちょっとチートすぎやしませんか？【ワールドトリガー】 (ページ37)

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第34話　黒トリガー争奪戦④ ページ37

太「なるほど、あくまで俺たちを帰らせる気か。撃破より撤退させたほうが本部との摩擦が少なくて済む」

風「戦闘中に後始末の心配とは、大した余裕だな」

そうだそうだー！

もっと言ってやってくださいよ、風間さん！！

と、心の中でチアガールたちがボンボンをふって応援しているのをいったん無視して状況を確認する。

こっちは6対2だよね。

うん、まぁ大丈夫か。

菊「風間さん。やっぱりこの人は無視して玉狛に直行しましょうよ。僕らのターゲットは玉狛の黒トリガー。この人を追い回したって逃げ回るだけだし時間の無駄だ」

うわー、心の中で悪態ついてるな～？コイツ。

言っとくけど遊真はお前くらいなら余裕で勝てるくらいの実力と場数を踏んでんだからな。

そこんとこ( ｀・∀・´)ﾉﾖﾛｼｸ

風「なるほど、迅の逃げを封じる手か。確かに、このまま戦ってもらちが明かないな。玉狛に向かおう」

迅「やれやれ。やっぱりこうなるか」

やっぱり見えてたんだ。

迅が風刃を放った。

その能力を知っている風間さんと立川はガード、知らない菊地原と歌川はノーガード。

結果、菊地原の頭が体とサヨウナラした。

菊地原は何が起こったかわからないってきょとん顔していった。

太「出たな。風刃」

「迅さーん。歌川君のほうも行けましたよー」

迅「ごめんごめん」

さて、相手が徹底抗戦を言い出した以上、これ以上トリオンを地道に削るのは難しいなぁ。

迅「仕方ない。プランBだ」

え、それ私聞かされてないよね。

知ってるからいいけど←

あら？

あんなところに狙撃手さんがいる…。

もうベイルアウトさせちゃっていいよね。

迅「申し訳ないが…、太刀川さん達にはきっちり負けて帰ってもらう」

風「歌川、ステルス戦闘を準備しろ」

歌「スナイパーチームとの連携がとりづらくなりますが」

風「いいから急げ」

「あれ、今のうちに歌川君を削ったほうがいい感じ？」

アステロイドで歌川を攻撃するが、風間さんに防がれた。

その次に迅が風刃を使って太刀川を攻撃するがうまくかわされた。

歌川には当たったし、まぁいいほう？

でも二人は消えてしまった。

うーんどうしようか。