世界で一番嫌いで好きな人(カンタside) ページ31
いよいよ高尾山に登る日がやって来た。楽しみなようなドキドキするような?
ト「カンター!行くぞぉー!」
カ『はーい!』
トミーに呼ばれて玄関へ走る。
今日はPさんに車で高尾山まで連れていってもらう。
Pさん「そういえば、5年も二人で居るんだね!俺は昔の二人知らないけど、どんな感じだったの?」
カ『うーん。どんな感じって言っても。最初はトミーとここまで仲良くなって側にずっといるなんて思って無かったからなぁ。だから引いてる部分はあったかも。」
ト『俺はカンタと仲良くなれると思ってたし、このままずっと居られるような気がしてたけどな!』
カ「そうなの⁉」
Pさん「へぇー!そうなんだね!」
トミーはそんな風に思ってくれてたのか。なんだか嬉しかった!
Pさん「着いたよ!仲良く行ってらっしゃい!」
「『ありがとう!』」
高尾山に着いた。やっぱりあの時の風景と変わらない感じが懐かしかった。
ト「なら、登るか!」
カ『うん!』
順調に登り進めていた。なのに、
ファン「わー!トミーさんですよね?写真撮ってもらっていいですか?」
ト『どうぞー』
ファンの申し出になんなく答えるトミー。なんだよ!せっかく二人で来たのに。なんでみんなにこんなに優しいの?トミーの優しいところが好きな所で嫌いな所。優しくするのは俺だけにしてほしい。
ト『ごめん!カンタ』
撮影が終わったトミーがこっちに来る。そんな俺は拗ねていた。
ト『ごめんって!カンタを一人にして』
ふいに肩に手を寄せるトミー。
カ『寂しかったんだよ?』
ト「ごめんな。」
さらに抱き締める。そんなことされたらさ許しちゃうじゃん!だから嫌いにはなれない。外の人以上に優しくされたら許しちゃう!
カ『うん//許す!』
ト「なんだよ!素直だなぁ。」
カ『こっちこそごめん。嫌いにならないでな?」
ト「嫌いになるわけないだろ?ほら。」
手を握るトミー。あの時と同じだ。あの時も手を繋いで山を登った。なぜか分からないけど。でも、あのときから好きだったのかもしれないと感じた。
手を繋いで山を順調に登った。
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はる(プロフ) - たまむさん» ありがとうございます!いえいえ全然です!最後まで見てくださってありがとうございました! (2018年10月9日 22時) (レス) id: 5c8a43a531 (このIDを非表示/違反報告)
たまむ - はるさん» Dear はるさん 『世界で一番嫌いで好きな人』制作お疲れ様でした。何度もリクエストをご採用して頂き、大変光栄でした。また、私の駄作品もご覧下さって…。本当に感謝しかありません。私は貴方を応援し続けます。また作品出来ましたらコメント下さい。見に行きます。 (2018年10月9日 21時) (レス) id: f31c1ee39f (このIDを非表示/違反報告)
たまむ - はるさん» あぁ…終わってしまったんですね…。(しんみり) (2018年10月9日 20時) (レス) id: f31c1ee39f (このIDを非表示/違反報告)
たまむ - はるさん» ありがとうございます!宜しくお願い致します! (2018年10月6日 9時) (レス) id: f31c1ee39f (このIDを非表示/違反報告)
はる(プロフ) - たまむさん» ついに作ったんですね!時間がある時、見に行きます! (2018年10月6日 9時) (レス) id: 5c8a43a531 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:はる | 作成日時:2018年9月4日 13時