41.古代図書館へ ページ42
パリィィン！
イ「！？動けるようになった」
ベ「イレブン、大丈夫！？」
ロ「救援に来ていたのはグレイグの部隊だったのじゃな」
グ「.....」ペンダントを拾う
ロ「どうした？グレイグ。ワシらを捕まえるのではないのか？」
グ「貴様らを捕らえる前にやるべき事ができた。それだけだ」スタスタ....
イ「うっ、みんな、ごめん」ドサ
ラース「イレブン！魔女にやられたみたいだ。身体が冷え切っている」
マ「ここに来る途中に小屋があったはずよ。そこに休ませましょう」
小屋内
イ「ん？ここは？」
ガチャ
？？？「おお。お目覚めかな。もう体調は大丈夫かね？」
イ「はい。ありがとうございました」
？？？「それはよかった。仲間の看病のおかげじゃな。あれほど心配してくれる友は中々見つからん。大切にせねばならんぞ」
イ「心配かけたようです。えっと....」
エッケハルト「おっと。自己紹介がまだだったの。ワシは魔法学者エッケハルト。クレイモランに住んでいたのだが今はここで町を氷漬けにした魔女について研究しておる。
じつは魔女が現れた時私はたまたま国を離れておってな、幸運にも氷漬けを免れたのだ。君達がシャール様から魔女退治を引き受けている事は仲間達から聞いた。私も魔女について知っている事を話そう。
君を襲った氷の魔女リーズレットは古の時代高名な魔法使いによってある禁書に封印された魔女なのだ。神話の時代に作られ膨大な古文書が眠るという古代図書館。そこにその禁書を収めたという。
そこで私は魔女を封印する手がかりを求め古代図書館に足を運んでみたのだが中はすっかり魔物の巣になっていてな」
ガチャ
ベ「あ、イレブン。よかった。目が覚めたのね」
エ「うむ。もう心配は無さそうじゃ。君もベロニカさんに感謝せねばならんぞ。彼女は特に熱心に君を看病しておったからな」
イ「もう！エッケハルトさん、余計な事言わないでよ！」
エ「はっは。そう照れるでない。それと魔女に関する話は伝えておいた」
ベ「じゃあ話は早いわね。エッケハルトさんと一緒に古代図書館へ行って魔女を倒す手がかりを探しましょう」
エ「古代図書館は東にあるが南の道から遠回りせねばならない。では向かうかの」
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作者名：はるさめ | 作成日時：2020年1月7日 23時
