40.魔女 ページ41
シャ「あそこの森には魔女だけでなく魔獣もいると聞きます。みなさん、お気を付けてください」
ロ「魔獣か、覚えておこう。では、ミルレアンの森に向かうとするかの」
ミルレアンの森
カ「！隠れろ！あそこにいるのデルカダール兵じゃないか！派遣部隊ってのはデルカダールの事だったか」
ラース「おい、どうして隠れる必要があるんだ？協力してもらおうぜ」
カ「？おい、シルビア達。事情は話したんじゃなかったのかよ？」
シ「ごめんなさい、ラースちゃん。イレブンちゃんはデルカダールに悪魔の子として濡れ衣を着せられて追われているの。だからデルカダールの兵士ちゃんにはバレないようにしないとなの。話すのが遅くなってごめんなさい」
ラース「そうだったのか、悪魔の子の噂は俺も耳にしたがまさかイレブンの事だったのか。デルカダールは確か勇者を支える国だと村長が言っていた。やはりおかしくなってきているのかもしれないな」
マ「だけどずっと隠れている訳にもいかないわ、バレないように慎重に行きましょう」
ミルレアンの森奥地
ひどい吹雪が吹いている
イ「....！？」
仲間達とはぐれたようだ
？？？「ムフォフォ！ムフォフォ！」
グレイグ「くっ！」ガンッ！
グ「ハッ！テヤア！」
？？？「ムッフォ！」
グ「おのれ、魔女の手先め！.....！そこにいるのは、悪魔の子！」
？？？「ムッフォォ！」ドガ！
グ「グハッ！くそっ！俺とした事が」
イ「！？こっちに来るか！」
？？？「ムッフォ！」
しばらくして
イ「はやぶさ斬り！」
？？？「ムフォ....」
グ「ずいぶん手こずらせてくれたな、魔女の手先め
ハッ！」
？？？「ムフォーン....」ジュワー
グ「次は貴様だ、悪魔の子よ。今度こそ逃がさん！」
ヒュオオオ！パキッ！
イ、グ「！？」
グ「何だこれは！動けん！」
？？？「フフフ、捕まえたわ。英雄グレイグ」
グ「氷の魔女！これは貴様が....」
？？？「このままお前を氷漬けにすれば私を解放してくれたあのお方との約束を果たせる」
チャッ！ペンダントを取った
？？？「あの方と同じペンダント。これで私達お揃いだわ！」
グ「何だと！」
？？？「ハァ、英雄と呼ばれた男も呆気ないものね。二人仲良く永遠に凍るがいい！」
べ「させないわ！ハッ！」
？？？「グッ！」
ラース「ナイス！ベロニカ！イオ！」ヒュッ！
ポトっ
ペンダントを落とした
？？？「チッ！」
どこかに飛び去っていった
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作者名：はるさめ | 作成日時：2020年1月7日 23時
