30.日常4 ページ31
その夜、宿屋にて
セ「マルティナ様！ありがとうございます。丁度こういう本を探していたんです」
マ「ふふ、喜んでもらえてよかったわ。選んだのは私だけど決定したのはラースよ。あら？ラースは？」
セ「先程お姉様が怒りながらラース様の所へ向かって行きましたわ。あ、あちらで追いかけっこをしています」
べ「ちょっとラース！これ、カバーだけ魔導書で中身は絵本じゃない！？しかも丁寧にラッピングまでして！ふざけるんじゃないわよ！」
ラース「ふん！どうせ今日の事はベロニカが仕組んだんだろ！文句言われる筋合いはないぜ！」
セ「まあ！」
イ「ねえ、カミュ見て！ラースから本当に望遠鏡買ってきてもらえた！」
カ「あ、ああ、よかったな(これ、おもちゃじゃねえか)」
シ「ロウちゃんったらマッサージに行ったんじゃなかったの？」
椅子には私はムフフ本を見ましたという札を首にかけたロウがいた
ロ「いや〜これは仕方ないんじゃ」
シ「まったくもう！.....それにしてもマルティナちゃん、いいデートになったみたいね。ウフフ！」
マ「え？デート？」
シ「あら？だって男女2人で仲良く買い物なんてどう見てもデートじゃない。それに、色違いのプレゼントも貰ったみたいだし、ね？」
マ「！！！？」
セ「マルティナ様！急にお顔が赤くなりましたわ。大丈夫ですか？」
マ「だ、大丈夫よ。セーニャ。そ、そうよ。あっちだって深い意味は無かったはずだわ。きっとそうよ」
シ「ふふ、マルティナちゃんかわいいわ〜」
その後
ラース「たくっ！ベロニカのやつあんなに怒る事ないだろ」
マ「お疲れ様、ラース。気づかない間にイタズラしてたのね」
ラース「まあ、少しな。そういえばこのミサンガに願い事はしたか？」
マ「ええ、早速ね。ラースはどんな願い事をしたの？」
ラース「おっと。それは教えられないな。まあいつかは叶う願いさ」
マ「それもそうね、聞いた私が間違ってたわ。ごめんなさい。ずっとつけてれば切れるのね？」
ラース「ああ、まあ簡単には切れないようにできてるからな。すぐには切れないぜ。じゃあ俺は部屋に戻るとするかな。じゃあまた明日な、マルティナ」
マ「ええ、また明日(いつかはラースと、なんて願ってしまったけど叶うのかしら)」
次回からまた原作に戻ります。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 13人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：はるさめ | 作成日時：2020年1月7日 23時
