29.日常3 ページ30
マ「え？買ってもいいの？」
ラース「ああ。興味あるみたいだったしな。それに、折角の休日だ。俺らだって買い物したっていいだろ。この色似合うんじゃないか？ほら」
緑色のミサンガを手に取った
マ「これはどこにつけるのかしら？」
商「大体は手首か足首だね。お姉さんなら手首にした方がキレイだと思うよ」
マ「....ラースどうかしら？」
ラース「おお！いいじゃないか！やっぱりこの色はマルティナと似合うな！」
マ「ありがとうラース。私はラースにこの色が似合うと思うわ」
オレンジのミサンガを手にとった
ラース「じゃあ俺はマルティナとは反対の腕につけようかな。...どうだ？」
マ「ふふ、似合ってるわよ。ラースにはこの色が似合うみたいね」
商「お兄さん達いいね！仲良しで。よし！さらに安くしてあげよう！2つ合わせてこの値段だ！」
ラース「いいのか？わざわざ悪いな。じゃあこれでちょうどな」
商「はい！毎度あり！お幸せにね！」
マ「！ちょっとラース！私の分も払ったでしょ。悪いわよ」
ラース「まあ、いいじゃないか。いつも頑張ってるマルティナに俺からのプレゼントだ。受け取ってくれ」
マ「あ、あり....がとう」
ラース「それじゃあ食料屋にいくか」
その後
マ「次は本屋に行けばいいかしら？」
ラース「そうだな。料理本はセーニャの事だからそこまで難しいものじゃない方がいいな。魔導書は俺が選んでくるから、マルティナは料理本を頼んだ」
マ「わかったわ」
しばらくして
ラース「マルティナ、どうだ？あったか？」
マ「これでいいかしら？」
ラース「ああ、大丈夫だろ。それじゃ払いに行くか」
マ「ええ。.....あら？あそこにいるのは？」
ラース「ん？じいさんじゃないか。何読んで.....！マルティナ！見なかった事にしよう」
マ「？どうして.....はっ！ロウ様！またそんな物を集めていらしたのですね！」
ロ「ひ、姫！なぜここに！これには訳が〜」
ヒエエエ！
ラース「......お金払ってこよ」
その後
マ「まったく....」
ラース「まあ、これで買い物は終わりだな」
マ「あら？イレブンの望遠鏡は買ったかしら？」
ラース「ああ、さっきの道具屋で丁度いいものがあったからな。買っておいた」
マ「そうだったの。それじゃあ帰りましょうか。
ふふ、何だか新鮮で楽しかったわ」
ラース「俺もいい息抜きになった。ありがとな、マルティナ」
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 13人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：はるさめ | 作成日時：2020年1月7日 23時
