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16.ソルティコヘ ページ17

ここから原作を進んでいきます。


セ「それではまず海に出る必要がありますわね」


ロ「そうじゃな。ソルティコヘ行って水門を開いてもらおう。わしはあそこの領主のジエーゴ殿と知り合いでの。声をかければ開いてくれるじゃろう」


イ「わかった。じゃあソルティコヘ向かおうか」



その後ソルティアナ海岸へ到着


ラース「それじゃあここから南へ行けばソルティコの街だな」


カ「ここも魔物が増えてきたからな。気を付けていくぞ」



ソルティコの街入り口にて


シ「ああそうだわ。私外でお花摘みしてくるわね。さっき綺麗な花畑があったのよ〜。お話が終わったらまた声かけて頂戴ね」


べ「急にどうしたのかしら....シルビアさん」


ロ「この街の領主ジエーゴ殿の家はここから向かって左側にある一番大きな屋敷に住んでおる。
)コソッ それとワシがユグノアの前王であることはジエーゴ殿には伏せておいてあるのじゃ、ここでは旅人のロウとして話を合わせてくれ、それじゃあ行こうかの」


ジエーゴの屋敷


セザール「おお、ロウ様、おひさしゅうございます。本日はお連れ様もお見えのようで」


ロ「セザール殿も元気そうで何よりじゃ。今日はジエーゴ殿に用があるんじゃが、おるかのう?」


セザール「申し訳ありません、ロウ様。ご主人様は本日はデルカダール城の方に剣術の講義に向かわれておりましてしばらくご不在なのです」


ロ「ふむ、仕方ないのう。また各地の歴史や文化などについて語りたかったのじゃが」


セザール「ロウ様の見識の広さにはご主人様も大層感銘を受けておりました。ロウ様と会える日を楽しみにしておられましたよ」


ロ「では話はまた次の機会ににするとして、ジエーゴ殿がいないのであれば代わりにセザール殿に頼むとしよう。
実はさらなる見聞を広めるために外海に出ようと思ってな。水門を開けてほしいんじゃが、頼めるかのう?」


セザール「もちろんでございます。他ならぬロウ様の頼みを断っては私がご主人様に怒られてしまいます。
それでは私が水門を開けておきますので、皆様は船に乗って水門の前で待っていてくださいまし」


ロ「かたじけないのう、セザール殿。ジエーゴ殿にもよろしく伝えといてくれ」


水門にて


カ「お、水門が開いたな。これで先に進めるな」


ロ「おお、セザール殿がこちらに手を振っておる。ありがとのう」


みんなで手を振る


シ「!?」コソコソ


セザール「おや?あのお方は....」

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作者名:はるさめ | 作成日時:2020年1月7日 23時

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