15.新たな仲間 ページ16
ロ「ラースよ、すまんかったのう、ベホイミじゃ」
ラース「ああ、ありがとな、じいさん。
さて、勇者様あなた方の力拝見させていただきました。仲間達との絆、連携力、その場による判断力、どれも十分であると判断しました。
村一番の戦士ラースにより村の宝シルバーオーブをお渡しします。こちらをどうぞ」
シルバーオーブを手に入れた
ラース「このシルバーオーブの他に残り5つのオーブがあります。それを全て集め始祖の森という場所にある祭壇に捧げると命の大樹に行くことができるそうです。
ですが、オーブは悪しき者の手に渡ると様々な力を与えるとの事ですので十分お気をつけを」
イ「うん、ありがとう」
ラース「ふう、それじゃ堅苦しいのは終わりだな。俺には似合わねえし」
ロ「ふぉっふぉっ、中々似合っておったぞ」
ラース「そうか?それならいいんだが.....
なあ、イレブン、俺もみんなの旅について行ってもいいか?
確か魔王を倒すんだったよな?その魔王ってやつが俺の村をこんなにさせるように指示を出した。なら、俺が魔王を倒してこの村の仇をとるんだ。そのためにはもっと強くならないといけないからな。みんなと行けばもっと強くなれると思ったんだ。
頼む!俺も連れて行ってくれ!」
イ「うん、全然構わないよ。ラースはかなり強いみたいだし、戦力としてもありがたいよ。よろしくね」
ラース「ありがとな、イレブン」
ラースが仲間にくわわった
マ「ふふ、またあなたと一緒に旅ができるのね。あの時の恩もまだ返せてないし、この旅のどこかで返すわね」
ラース「まだ気にしてたのか。あれは俺の善意でやったことだ。まあ俺がピンチになったら助けてくれ、それでおあいこだな」
カ「それで次の目的地はどこに行く?ラースは他のオーブの事は知らないのか?」
ラース「知らないわけじゃあないが、ほとんどは場所が明らかになっていないからな。今オーブはいくつあるんだ?」
ベ「今私たちはレッドオーブとイエローオーブを持ってるわ」
ラース「おお、イエローオーブは場所は知らなかったがレッドオーブはデルカダールの国宝だったはず。よく手に入れられたな!俺があと知ってるのはブルーオーブがここより北にある魔法大国クレイモランの国宝だって事ぐらいだな」
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作者名:はるさめ | 作成日時:2020年1月7日 23時