その後�� ページ18
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急に呟いた私に、流石のヒョンジン君も意図が掴みきれずに不思議そうな顔をする。
私は、ヒョンジン君から目線を外しながら、
『恋愛をしたことないから、そもそも好きっていう感情もあんまりピンときてないんだけど。
返ってこないって分かってるのに、そのせいで死んだのに、何でそれでも想い続けられんのかなあって。
あまりにヒョンジン君がタフだから、どうすればいいか分かんなくなっちゃうよ』
なんて、ただの八つ当たりをしてしまった。
子どもっぽいなと思う。でも、分からないものは分からない。こればっかりはずっと、分かりそうもない。
HJ｢Aちゃん、ずっとそこが引っかかってるんだね｣
俺前に説明したのになー、と少し拗ねたような表情でヒョンジン君は話す。
確かに、ヒョンジン君がどうして私を好きなのかも聞いたことがあるし、さっき｢Aちゃんを好きでいれて幸せだった｣なんて言ってくれたのも聞いていた。
でも、それでも。
分からない。
HJ｢んー……Aちゃんが想像してる�牴兇�今求めてるもの�瓩函�俺が�猖榲�に今求めてるもの�瓩和進�違う。これがでかいんじゃない？｣
『……というと？』
HJ｢多分Aちゃんは、俺が今でもAちゃんの事を手に入れたい、俺のものにしたいって思ってる、って考えてるでしょ？｣
『なんかめちゃくちゃ自意識過剰な人みたいだけど……合ってはいる』
答えるのがキツい質問すぎるな、とは思うものの実際そう考えていたのは事実だから認めざるを得ない。
幸い、ヒョンジン君はそんな私に引きもせず笑いもせず淡々と話を進めてくれた。
HJ｢やっぱりね。俺今、別にAちゃんを手に入れたいってそこまで思ってないよ｣
その気持ちが0%になったわけじゃないけど、と前置きして、ヒョンジン君は澱みなく言葉を続ける。
HJ｢今は、Aちゃんを見ていたい、っていうのが一番の気持ちかな。Aちゃんが幸せになってるとこも、頑張ってるとこも、全部見てたい。
今Aちゃんが一番幸せだなって思うのは、あの吸血鬼達といる時でしょ。まあ俺がその役したかったなって思うこともたまにはあるけど……今はそんなのより、ただAちゃんが幸せならいいかなって｣
『…………そっか』
今度こそ、腑に落ちた。
ヒョンジン君の愛情は、いつの間にか、こんなにもあたたかくて大きいものになっていたんだ。
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いちごだいふくlike(プロフ) - ｼﾞﾆｼﾞﾆさん» コメントありがとうございます！いまさっき一気にどどんと更新してみたのでよければぜひご覧下さい！ (2021年4月30日 2時) (
レス) id: 851fdc26ff (このIDを非表示/違反報告)
ｼﾞﾆｼﾞﾆ - END2めっちゃ待ってましたあ！！これからも更新頑張ってください(^^♪ (2021年4月23日 0時) (レス) id: cc13df998f (このIDを非表示/違反報告)
いちごだいふくlike(プロフ) - れんれんりうりうさん» コメントありがとうございます！！更新がんばりますのでこちらもぜひぜひお待ちください！ (2021年4月17日 6時) (レス) id: 851fdc26ff (このIDを非表示/違反報告)
れんれんりうりう(プロフ) - わー！！END2、待ってました(；▽；) (2021年4月15日 0時) (レス) id: 5c828b7258 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：あすてい | 作成日時：2021年4月14日 18時
