ソロしてたら出会いました。【BTS】 (ページ8)

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TH「えー！絶対ハンバーガーの勝ちだよヌナ！！あり得ない！！」
『ごめんなテテや、それだけは譲れないね。誰がなんと言おうと、この勝負はサンドイッチの勝ちだよ』

おばあちゃんのような言い方になったなあ、とぼんやり思ってからふと気づく。
あれ、なんでこんな会話になったんだっけ。

『突然だけど、なんでこんな話題になったんだっけ』
TH「んー？んー……好きな食べ物の話してー、ジミナがヌナと同じ店のサンドイッチ好きっていってー、俺はハンバーガーがいいってなってー」
『……ああそれでハンバーガーvsサンドイッチが勃発したのか……』

小学生じゃん。いやもう小学生にも笑われちゃうねこんなの。
こんな無邪気な会話を人としたのなんていつぶりだろう、と独りで笑いながら、私はそろそろ電話をお開きにすることにした。

『テテごめん、突然だけどもうそろそろ切りたいかな。流石に長電話すぎるや』
TH「ええー……ジミナもまだ話したそうだよ？」
『ああジミン……元はといえば君からかけてきたのに……ごめんな……流石にもう限界……』
TH「ヌナどうしたの？眠いの？」
『いや、のぼせそうってこと。私今お風呂だから』

そういうと、今日一番の沈黙がやってきて、

「「えぇぇぇぇぇぇぇぇぇええええ！！？！？！？」」

今日一番の大絶叫もやってきた。

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JN side

「「えぇぇぇぇぇぇぇぇぇええええ！！？！？！？」」

そろそろ風呂にでも入ろうかと準備していると、とんでもない声量の叫びが聞こえてきた。
おーい弟たちよ、今はもう夜だぞー？

JN「こらテヒョンジミン！！もう夜だぞ！静かにしないと！」

そういうと、スマホを握りしめたまま鼻血を出しているテヒョンとキムチよりも真っ赤なジミンがこちらを向く。どうした？

JN「テヒョン！？どうして鼻血なんて出してるんだ！ほら早く……って、誰かと電話しているのか？」
JM「ジンヒョン……ちょっと静かにしてもらえますか……あとティッシュをください」
TH「っ……これも全部ヌナのせいだから」

そうスマホに向かって言い捨て、通話を切ったテヒョン。何があったかは知らないけど、それだと随分と感じが悪くならないか？

JN「はいティッシュ。にしても……ふたりで誰と電話していたんだ？」
JM「それは、」
TH「まだ秘密だよジミナ！ね！ジミナ！！」
JM「へ、」
JN「ヤー！なんで隠すんだよテヒョン！」
TH「多分ジンヒョンももうすぐ会うよ！！」

結局誰かは分からなかったよ……ヒョン悲しい