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ぬいぐるみを抱えて、すっかり日の暮れた帰り道を歩く。
今日1日で、いろんな出会いをしたし、いろんな友達ができた。
BC「はー!楽しかった!」
HN「チャニヒョンめちゃくちゃ楽しんでたね」
HJ「でもほんとに楽しかった!またこのメンバーでゲーセン来ようよ!」
IN「次は遊園地とかどうですか?めちゃくちゃ楽しいと思う!」
FL「わ、イエニそれいいね!みんなでお揃いのカチューシャとか付けたいな」
CB「バイトがなかったらいつでも行けるよー」
LK「いやあ〜たまには大人数でわちゃわちゃするのも悪くない。ね、Aちゃん?」
いつもと違って、夜でも賑やかな私の周り。
それが、嬉しくて、ついリノ先輩に、
『はい!!』
って、めちゃくちゃ大きな声で返してしまった。なんか、すごい楽しかった人みたいじゃん。まあ事実なんだけど。
私の考えてることが分かったのか、リノ先輩はすごいニヤニヤしながら私の顔を覗き込んでくる。
LK「はは、Aちゃんめちゃくちゃ楽しかったんだね」
BC「でも俺も、チャンビニからずっとAちゃんの事は名前しか聞いてなかったから、こうやって話せる機会があってよかったし、楽しかったよ!また学校でも会ったら声かけるね」
『はい、ありがとうございます!バンチャン先輩』
住宅街に差し掛かったところで、皆それぞれの家の方面に散り散りになっていく。
私とジソンは2人だけ同じ方向で、ギリギリまで別れることも無い。
HN「はー、でも楽しかったなあ今日」
『うん。ジソン、ありがとね』
HN「ん?ああ、ぬいぐるみ?ほんとだよー俺めちゃくちゃ頑張ったからね!?」
『それもだけど!
今日のメンバーって、もちろん皆が仲良しなのはあるけど、ジソンが皆と仲良いっていうのが大きいなと思って。それで私とも仲良くさせてくれる場を広げていってくれたと思うから……だから、ありがと』
本音を伝えてから、気恥ずかしくなって早足になる。すぐに家に着いて、足をドアに向けようとしてから、
HN「A!」
呼び止められた。
HN「……皆、Aと話してすごい楽しかったって言ってたよ。だから今日Aが皆と仲良くなれたのは、俺の力じゃなくてAの力だよ」
『……そっか。うん、ありがと』
HN「ん、じゃあおやすみー!」
手を軽く振って、それぞれの家に入る。
今日は、よく眠れそうだ。
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書くの楽しくて過去最長になりました(長すぎ)(中編小説ということで…)
サラさんリクエストありがとうございました!
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るぇもん(プロフ) - 細かくて申し訳ないのですがジソナではなくジソンアだと思います… (2022年7月12日 21時) (レス) @page22 id: 32736c39e3 (このIDを非表示/違反報告)
いちごだいふくlike(プロフ) - サラさん» ほんとですかまたまたお世辞がお上手なんだから、、、ちゃんと神作にできるように頑張ります、、! (2021年1月30日 19時) (レス) id: 851fdc26ff (このIDを非表示/違反報告)
サラ(プロフ) - いちごだいふくlikeさん» プロフィール見ました!!プロフィールから漂う神のようなお話の予感…更新頑張ってください!! (2021年1月29日 22時) (レス) id: 1943299eac (このIDを非表示/違反報告)
いちごだいふくlike(プロフ) - 1.0神無月さん» うわああ嬉しいお言葉本当にありがとうございます!!私自身まだ書けていないメンバーもいるので続き作ろうかな、と悩んでいたので嬉しいです!長編の方もありがとうございます!! (2021年1月29日 21時) (レス) id: 851fdc26ff (このIDを非表示/違反報告)
いちごだいふくlike(プロフ) - サラさん» お待たせしました!!!取り急ぎ開設したのでよければぜひお読みください!! (2021年1月29日 21時) (レス) id: 851fdc26ff (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:あすてい | 作成日時:2020年12月7日 15時