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おばあちゃんの家は、ここから飛行機で十数時間と電車やバスをさらに1時間程乗り継いでの距離。
地図を見ながらリノさんとジソンさんの転移魔法を駆使した場合を考えても、途中で魔力の回復に充てる時間を考えると結局片道二十時間はかかる見込みとなった。
『転移魔法を使えないところでの移動手段はどうするんですか？』
LK｢まあどうせずっと姿を透明にするための透過魔法はかけっぱになるし、魔力の節約の為にも普通の交通手段使うしかないかな｣
JS｢透過魔法を維持した上での転移魔法だから、普段そこまで魔法をバンバン使ってる訳じゃない俺達にはちょっとキツい旅になるね。まあでも透明になってたらお金もかからないし！｣
そして出発を明日の夜にした理由はただ一つ。
『テヒョン君をうちの家に呼ぶのを明日にしろ、ってことですよね？』
LK｢そう。ほんとは今すぐ出発したいけど、流石にAとヒョンジナだけの状態であいつをここに呼ぶ訳にもいかないし｣
JS｢そうだね…ヒョンジナを信用してないんじゃなくて、実際にAちゃんと契約してる俺達が居た方が牽制になるかなって｣
それは勿論その通りだろう。ただ、二人がいない間にもしもの事があった時は、その時はもうヒョンジン君一人しか頼れない。
LK｢まあ、チャンビナとジョンイナを泊めるのもアリかもしれないけど｣
JS｢それは……流石にAちゃんのお母さんがどう言うか……｣
『それは私も知るところじゃないですけど……まあ、そこまで
したくはないですね』
まあ日中から夕方にかけてうちの家で一緒に勉強会くらいは出来るだろう。その旨を話して二人からは了解をもらえたので、結局三人に頼る方針でいくことになった。
『けど明日いきなり誘って来てもらえるかどうか……』
LK｢流石に来るでしょ。今のあいつからしたら、余程のことがない限り優先したいことだろうし｣
JS｢俺もそう思う！それにもし明日がダメだったら、逆に俺達が帰ってくるまで待ってもらえばいい話だしね｣
『そう、ですね』
ここまでしっかりと対策を練っておきながらテヒョン君側から何も無かったら拍子抜けするな、でもまあ警戒するに越したことはないか、とぼんやり考えつつ、けれどやたら真剣な表情で話す二人を前にそんなことは言い出せるはずもなく自分も気を引き締める。
大事な時は、いつも突然やってくる。
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いちごだいふくlike(プロフ) - はじめましてさん» はじめまして！コメントありがとうございます！どのお話も読んでいただけたようでこちらこそ本当にありがとうございます！ぜひたまにでも思い出してもらえたらと思います、！ (2022年6月27日 7時) (
レス) id: 851fdc26ff (このIDを非表示/違反報告)
はじめまして - 今朝作品をみつけて一気にはじめから最後まで読み切りました。いろんなENDや続編とても面白かったです。 (2022年6月26日 13時) (レス) @page48 id: dc356df402 (このIDを非表示/違反報告)
いちごだいふくlike(プロフ) - 錆猫さん» コメントありがとうございます！こちらこそ、最後までお付き合いくださりありがとうございました！！他作品も頑張っていきます……！！！ (2022年4月4日 18時) (レス) id: 851fdc26ff (このIDを非表示/違反報告)
錆猫(プロフ) - 完結おめでとうございます🎉なんか、もう、ほんとに最高です…！楽しい時間をありがとうございます！ほかのお話も楽しみしてます！！ (2022年4月4日 14時) (レス) @page48 id: 5bb6e7e4d5 (このIDを非表示/違反報告)
いちごだいふくlike(プロフ) - 藤さん» コメントありがとうございます！いつもこうしてコメントを下さり、本当にありがたい気持ちでいっぱいです。これからも末永くお付き合い頂けたら幸いです🤍 (2022年4月4日 4時) (レス) id: 851fdc26ff (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：あすてい | 作成日時：2021年12月1日 0時
