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ジソンさんとゲームをし、それがひと段落ついておやつを食べている頃、リノさんは戻ってきた。
『おかえりなさい』
LK｢ただいま。あ、それ美味しいドーナツじゃん｣
『リノさんの分もありますよ、どうぞ』
どかりと横に座って早速ドーナツに手を伸ばすリノさんは、特にさっきと変わらない雰囲気……かと思ったけど、さっきのジュースを片手に魔界へ飛び出して行ったリノさんの、どこか焦った表情が頭から離れない。
『リノさん』
LK｢んー？｣
『どうして、急に魔界に行ったんですか？』
JS｢…ヒョン。流石に俺も説明がほしいんだけど？｣
ジソンさんは、｢リノヒョンの前触れのない行動は慣れている｣と言っていたものの、時折見せる表情は曇っていて、恐らく何かしら察しはついているんだろうことは分かった。それでも私に気を遣ってか、はたまたただゲームがしたかっただけなのか、平常運転でいてくれた。
LK｢そう急かさなくてもちゃんと話すよ。
ジソンア、明日の夜俺達は二人でAのお婆さんの家に行く｣
JS｢え？｣
『え？』
前言撤回、これはジソンさんも本当に予想外なようだった。勿論私も、魔界というワードと何の関係もないようなその言葉に驚いている内の一人。
JS｢ちょ、ちょっと待って、どういうこと？｣
LK｢………あの仮面についてた気配が怪しい。あの気配の元を突き止めないとまずいかも、ってことになったから｣
『その気配の持ち主が、テヒョン君と何らかの関係があるってことですか？』
順当に考えればそうなる。
私がテヒョン君からもらったジュースと、私のおばあちゃんの家に数年前からあった仮面。
あのジュースを片手に魔界に行って帰ってきたリノさんが、あの仮面のことを話題に出した。
つまり、霊媒師のテヒョン君とおばあちゃんの家にあった仮面の持ち主である魔物は、何らかの関係がある、ということになる。
ただ、それに関してはリノさん自身も今分かっていることが少ないからなのか、珍しく言葉を濁した。
LK｢細かいことは俺もまだ掴めてないから何とも言えないけど。スンミナにも協力を頼んでるんだけど、これは実質スンミナからの頼まれごとなんだよ｣
『スンミンさんが？』
LK｢そう。あの仮面についていた気配と同じ気配を、もう少し集めないと、って｣
JS｢あー……それで転移魔法の関係で俺も一緒の方がいいってことかあ｣
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いちごだいふくlike(プロフ) - はじめましてさん» はじめまして！コメントありがとうございます！どのお話も読んでいただけたようでこちらこそ本当にありがとうございます！ぜひたまにでも思い出してもらえたらと思います、！ (2022年6月27日 7時) (
レス) id: 851fdc26ff (このIDを非表示/違反報告)
はじめまして - 今朝作品をみつけて一気にはじめから最後まで読み切りました。いろんなENDや続編とても面白かったです。 (2022年6月26日 13時) (レス) @page48 id: dc356df402 (このIDを非表示/違反報告)
いちごだいふくlike(プロフ) - 錆猫さん» コメントありがとうございます！こちらこそ、最後までお付き合いくださりありがとうございました！！他作品も頑張っていきます……！！！ (2022年4月4日 18時) (レス) id: 851fdc26ff (このIDを非表示/違反報告)
錆猫(プロフ) - 完結おめでとうございます🎉なんか、もう、ほんとに最高です…！楽しい時間をありがとうございます！ほかのお話も楽しみしてます！！ (2022年4月4日 14時) (レス) @page48 id: 5bb6e7e4d5 (このIDを非表示/違反報告)
いちごだいふくlike(プロフ) - 藤さん» コメントありがとうございます！いつもこうしてコメントを下さり、本当にありがたい気持ちでいっぱいです。これからも末永くお付き合い頂けたら幸いです🤍 (2022年4月4日 4時) (レス) id: 851fdc26ff (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：あすてい | 作成日時：2021年12月1日 0時
