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JS｢ヒョンがテヒョンを怪しむ理由は分かるよ。でも、Aちゃんのお婆さんのお家の仮面とは関連が無さすぎるんじゃない…？｣
LK｢分かってる。勿論俺も、確証があって言ってるわけじゃないよ。
けど……前も言ったかもしれないけど、テヒョンからはAを手に入れよう、って執着心を感じない。ヒョンジナはその気持ちがものすごく強くて、A以外の人間が見えなくなるくらいだったけど｣
JS｢……俺、探ってこようかな｣
ぽつり、と言ってみれば｢えっ｣とヒョンにしては珍しく面食らって驚いている。
このままじゃずっと平行線だ。ヒョンジナの時と同じく、結局ある程度俺達からアクションを起こさないと、良くも悪くも事が進まない。
JS｢ヒョンジナの時の反省を活かさなきゃ。あの時も今回も、霊媒師側の人間とメインで関わるのがAちゃんだけだったからAちゃんがたくさん苦しむことになってる。でも相手が霊媒師で、契約の事もこっちが吸血鬼と契約してることも分かってるのなら、俺が出ていっても問題ないなって｣
LK｢……今日少しだけ会ってみて分かったけど、霊媒師としての実力は大したことない。正直、普通の人間かと思ったくらい｣
JS｢まあ契約の紋章が見えてる時点で霊媒師だとは思うけど……それなら尚更、俺からも近づいてみるよ｣
LK｢分かってると思うけど、これで消滅したら元も子もないからね｣
JS｢大丈夫だって！流石に自分第一で動くよ！｣
っていうかリノヒョンも一緒に来てくれたらいいじゃん、と言ってみるもその提案は無惨に散った。慈悲も涙も無い吸血鬼だなほんと。
LK｢俺はスンミナのとこ行ってくるから、そっちはジソンア一人でよろしくね〜｣
JS｢スンミナ？何でスンミナのとこ？｣
LK｢Aのおばあさん側が吸血鬼と接点があったのなら、スンミナに調べてもらえれば分かることもあるかなって｣
JS｢あ〜なるほど、ついでにリクスにも何か聞いてみたら？｣
そうする〜と言ったリノヒョンは話がある程度まとまったからか仮面を元の場所にしまって、Aちゃんが俺達用に買ってくれたふかふかのクッションに飛び込んだ。今すぐ行くわけじゃないんだね。
LK｢まあとにかく今はAを落ち着かせないと。Aの体調が良くなったら各自動けばいいよ｣
JS｢そうだね〜……しんどいと思うけど何も考えずに眠れてたらいいな｣
やれやれ、と言いながらもクッションに丸まって眠る姿勢に入ったリノヒョンに、俺も寝よっと、と自分のクッションにダイブした。
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いちごだいふくlike(プロフ) - はじめましてさん» はじめまして！コメントありがとうございます！どのお話も読んでいただけたようでこちらこそ本当にありがとうございます！ぜひたまにでも思い出してもらえたらと思います、！ (2022年6月27日 7時) (
レス) id: 851fdc26ff (このIDを非表示/違反報告)
はじめまして - 今朝作品をみつけて一気にはじめから最後まで読み切りました。いろんなENDや続編とても面白かったです。 (2022年6月26日 13時) (レス) @page48 id: dc356df402 (このIDを非表示/違反報告)
いちごだいふくlike(プロフ) - 錆猫さん» コメントありがとうございます！こちらこそ、最後までお付き合いくださりありがとうございました！！他作品も頑張っていきます……！！！ (2022年4月4日 18時) (レス) id: 851fdc26ff (このIDを非表示/違反報告)
錆猫(プロフ) - 完結おめでとうございます🎉なんか、もう、ほんとに最高です…！楽しい時間をありがとうございます！ほかのお話も楽しみしてます！！ (2022年4月4日 14時) (レス) @page48 id: 5bb6e7e4d5 (このIDを非表示/違反報告)
いちごだいふくlike(プロフ) - 藤さん» コメントありがとうございます！いつもこうしてコメントを下さり、本当にありがたい気持ちでいっぱいです。これからも末永くお付き合い頂けたら幸いです🤍 (2022年4月4日 4時) (レス) id: 851fdc26ff (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：あすてい | 作成日時：2021年12月1日 0時
