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HJ｢っていうか何でヒョンがその写真見れてるのさ｣
LK｢お前の学校のハッシュタグ調べたらこればっか出てくるよ｣
HJ｢え？……わあ、ほんとだ｣
JS｢まあけどほんとに綺麗な顔だね、ヒョンジナの言う芸術作品っていうのがよく分かる。なんていうか、彫刻？｣
HJ｢まあそれ言ったらリノヒョンもかなり彫刻顔だけどね｣
何それ〜俺は吸血鬼顔だよ〜とテキトーに答えてから、それでもずっと写真の中のテヒョンから目を離そうとしないリノヒョンにいよいよ俺は限界だった。
HJ｢ヒョン｣
LK｢ん〜？｣
HJ｢何か考えてることがあるの？現実的な話じゃなくてもいいから聞かせてよ｣
LK｢んー……ほんとに現実的じゃないけど｣
HJ｢いいよ｣
じっと目を見て話せば、流石のリノヒョンもかわせなかったらしい。はあ、と特大のため息を吐いてから｢あくまで俺の予想だけど｣と話し始めた。
LK｢テヒョンは、霊媒師じゃないかもしれない｣
HJ｢……え？｣
LK｢そして、Aのことを好きでもないかもしれない｣
JS｢………｣
HJ｢ちょ、どういうこと？霊媒師じゃなかったら契約の紋章が見えるわけないし、そもそもあんな引っ付いてきてるのにAちゃんのことが好きじゃない訳……｣
LK｢霊媒師じゃなくても見える存在はいるじゃん｣
HJ｢………本気で言ってるの？｣
信じられないことを言い出すリノヒョンに困惑しながらも、必死にその説を考える。もしも、あいつが霊媒師じゃなかったとしたら。もしも、あいつがAちゃんを好きではなかったら。
LK｢霊媒師云々の話は一旦おいとくけど。とにかく俺は、そのテヒョンって奴にAに対しての執着を感じないんだよ｣
JS｢まだ出会ったばかりだから、って線は？｣
LK｢それもある。だから断言できないんだけど｣
JS｢まあでもヒョンジナもそれまで全然Aちゃんと話したことなかったけど、俺達が契約した瞬間話しかけてきたからなあ……おかしくはないのかも｣
HJ｢何か耳が痛いけど、俺も、自分でちょっと思う｣
都合よく覚えていない、なんていうつもりはない。
あの時、Aちゃんを俺だけのものにしたくて暴走してた日々は今でも鮮明に覚えてる。
今思えば、もっと冷静に周りを見れば、チャンビニヒョンもジョンイナも居てくれていたのに。あの時の俺は本当にAちゃんしか見えていなかった。Aちゃんの隣に居たリノヒョンやジソンアも、あの時ばかりは邪魔で仕方なかった。
そしてテヒョンからは、そういう雰囲気を感じないんだ。
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いちごだいふくlike(プロフ) - はじめましてさん» はじめまして！コメントありがとうございます！どのお話も読んでいただけたようでこちらこそ本当にありがとうございます！ぜひたまにでも思い出してもらえたらと思います、！ (2022年6月27日 7時) (
レス) id: 851fdc26ff (このIDを非表示/違反報告)
はじめまして - 今朝作品をみつけて一気にはじめから最後まで読み切りました。いろんなENDや続編とても面白かったです。 (2022年6月26日 13時) (レス) @page48 id: dc356df402 (このIDを非表示/違反報告)
いちごだいふくlike(プロフ) - 錆猫さん» コメントありがとうございます！こちらこそ、最後までお付き合いくださりありがとうございました！！他作品も頑張っていきます……！！！ (2022年4月4日 18時) (レス) id: 851fdc26ff (このIDを非表示/違反報告)
錆猫(プロフ) - 完結おめでとうございます🎉なんか、もう、ほんとに最高です…！楽しい時間をありがとうございます！ほかのお話も楽しみしてます！！ (2022年4月4日 14時) (レス) @page48 id: 5bb6e7e4d5 (このIDを非表示/違反報告)
いちごだいふくlike(プロフ) - 藤さん» コメントありがとうございます！いつもこうしてコメントを下さり、本当にありがたい気持ちでいっぱいです。これからも末永くお付き合い頂けたら幸いです🤍 (2022年4月4日 4時) (レス) id: 851fdc26ff (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：あすてい | 作成日時：2021年12月1日 0時
