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(side change→LK)
．
SM｢また血相変えて飛び込んできたね。今度はどうしたの？｣
LK｢リクスは？｣
SM｢魔王は忙しいんで僕が対応します。それで？｣
多分Aの部屋のクローゼットから繋がる場所を変えられてるんだろうけど、俺があの入口を使うとほぼ必ずリクスのいる魔王の間とは少し違う場所に出る。スンミナが言うには魔界の役人の部屋らしい。
LK｢この気配の正体突き止めて｣
SM｢……僕探偵じゃないんだけど？｣
LK｢いいから｣
SM｢はー………最近本当に人使いが荒いねヒョン。そんな事してると人間のあの子に嫌われるよ？｣
LK｢これで嫌われたら仕方ないって思ってるから大丈夫｣
SM｢……ほんとに信頼しきってるというか、心酔してるっていうか。とりあえず調べてくるから、ちょっと待ってて｣
心底呆れた、という顔でスンミナはさっきまでAが持っていたペットボトルを引き継いで別の場所に消かえていった。
本当は今日、ジソンアはテヒョンに探り入れに行く日だったけど、あそこまで分かりやすく釘を刺せばAから離れることはないだろうし。そっちはひとまず安心できる。
気配の元を正確に特定するのなら、魔物に関するデータが一通り集まってるここに来るのが一番早い。
ただ、正直に言えば、俺の中ではもう察しはついている。
SM｢ただいま。そしてはい、これは一旦返すよ｣
LK｢どうだった？｣
SM｢どうだったも何も。この気配も前の仮面の気配も【吸血鬼】のもので間違いなかったよ｣
LK｢仮面の気配と今回のジュースの気配は一緒だった？｣
SM｢そうだね。仮面の方は数十年程度前のものだったけど、それでも気配自体は同じ吸血鬼のものだと思うよ｣
LK｢…………｣
やっぱり。
読みは、当たった。
SM｢これはつまり、【テヒョンって奴が人間っていうのは真っ赤な嘘】ってことになるけど｣
LK｢そういうことでしょ。おかしいと思う点はいくらでもあったし｣
SM｢例えば？｣
LK｢霊媒師としての気配が不自然に薄い。というか、今考えればそんな気配は無かったんだよ。霊媒師って言ってるだけの、ただの人間……｣
SM｢のフリをした吸血鬼、ってことか。よっぽど変わった吸血鬼だね｣
テヒョンは、人間じゃない。
Aの首に入った契約の紋章に気づいたのも霊媒師だからじゃない。
あいつも、吸血鬼だからだ。
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いちごだいふくlike(プロフ) - はじめましてさん» はじめまして！コメントありがとうございます！どのお話も読んでいただけたようでこちらこそ本当にありがとうございます！ぜひたまにでも思い出してもらえたらと思います、！ (2022年6月27日 7時) (
レス) id: 851fdc26ff (このIDを非表示/違反報告)
はじめまして - 今朝作品をみつけて一気にはじめから最後まで読み切りました。いろんなENDや続編とても面白かったです。 (2022年6月26日 13時) (レス) @page48 id: dc356df402 (このIDを非表示/違反報告)
いちごだいふくlike(プロフ) - 錆猫さん» コメントありがとうございます！こちらこそ、最後までお付き合いくださりありがとうございました！！他作品も頑張っていきます……！！！ (2022年4月4日 18時) (レス) id: 851fdc26ff (このIDを非表示/違反報告)
錆猫(プロフ) - 完結おめでとうございます🎉なんか、もう、ほんとに最高です…！楽しい時間をありがとうございます！ほかのお話も楽しみしてます！！ (2022年4月4日 14時) (レス) @page48 id: 5bb6e7e4d5 (このIDを非表示/違反報告)
いちごだいふくlike(プロフ) - 藤さん» コメントありがとうございます！いつもこうしてコメントを下さり、本当にありがたい気持ちでいっぱいです。これからも末永くお付き合い頂けたら幸いです🤍 (2022年4月4日 4時) (レス) id: 851fdc26ff (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：あすてい | 作成日時：2021年12月1日 0時
