【ドラコ・マルフォイ】グリフィンドールのりんごちゃん (ページ24)

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グリフィンドールの生徒は講堂に集められた。

マクゴナガル「トライウィザードトーナメントの年は舞踏会を開くのが恒例となっています。クリスマスイブの日に、お客様を迎え一晩楽しみ、騒いで結構。ただし、お行儀よく。舞踏会ですから、何よりも肝心なのは、ダンスです。」

“ダンス”という言葉を聞いて皆がざわつく。

女子からは楽しみ、ワクワクという声が聞こえ、男子からは最悪だーという声。

A「ダンスなんて踊れないんだけど、どうしよう」

ハーマ「大丈夫よ。練習しましょ。私も踊れないわ」

マクゴナガル「静かに！グリフィンドールの寮は、1000年もの間魔法使いの尊敬を集めてきました。たった一夜でグリフィンドールの名を貶すことが無いよう、はしたなくはしゃいで羽目をはずすなどしないこと。」

マクゴナガル先生は言い終わったあと辺りを見回す。

マクゴナガル「…Mr.ウィーズリー」

ロン「え、はい…」

マクゴナガル「踊ってみましょう」

ロンは皆の前でマクゴナガル先生と踊ることになった。

マクゴナガル「さぁ、右の手を私の腰に当ててください」

ロン「…どこに？」

マクゴナガル「腰です。」

男子からはヒューヒューと、はやしたてる声が聞こえる。

マクゴナガル「Mr.フィルチ、どうぞ」

マクゴナガル先生がそう言うとフィルチが音楽を流し始めた。

マクゴナガル「1.2.3.2.2.3」

マクゴナガル先生とロンはステップを踏み始めた。

ハリー「ロンにとっては忘れられない日になるね」

フレッドジョージ「もちろん」

男子は、舞踏会の日までに意中の相手をダンスに誘わなければならない。男子も大変だけど、それを待つ女子も大変よね。