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「ごめんね…
せっかくの休憩時間なのに…」
ベットに座らせると
ゆっくりと布団に入りながら
申し訳なさそうに顔をしかめた。
「大丈夫ですよ。」
昼休みも終わるし
そろそろ戻ろうかな。
そう思ったとき
裾を引っ張られた。
「あのさ…
俺って癌なの？」
これで何回目だろう。
トウカちゃんに
絶対言わないよう口止めされてる。
「違いますよ。」
そう言うと
伊野尾さんは体を起こし
私をまっすぐ見た。
「ねぇ…
Aちゃんって
魔法使いなんでしょ？」
「へ…？」
「くるみちゃんが言ってた。」
そう言えば
伊野尾さん、くるみちゃんと
たまに遊んでたな…
「それは…
くるみちゃんがよく無くし物するから
それを見つけてきたりしてただけで。」
「じゃあさ、
俺の無くし物、見つけてよ。」
まぁ、それぐらいなら…。
目線が合うようにしゃがみ
首を傾げた。
「何なくしたんですか？
本とか？
それともお薬手帳？」
伊野尾さんはニコッと笑い
私の耳に手を添えて
小さな声で呟いた。
「っえ…。」
「伊野尾さん！！
すいません！
検査忘れてました！！」
ちょうどいいところに
藤井君が入ってきた。
「もー。
なーんてね。
行こうか。」
ゆっくり立ち上がると
慌てて藤井君が補助に入る。
ありがとうと言い
前へ進もうとしたとき
伊野尾さんは振り返って
微笑んだ。
「今日の夜までね。」
�爐發Σ兇砲蓮∋�間がないから。��
その時の伊野尾さんは
まるですべてを
見透かしているようだった。
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せいな - Haruさん» 患者役で手越君出してくださいっ！お願いしますっ(*^^*) (2016年5月3日 0時) (
レス) id: 288940c2cb (このIDを非表示/違反報告)
Haru(プロフ) - ぴんくさん» コメント感謝です!更新頑張ります。さっそくださせていただきます！！ (2016年3月22日 23時) (レス) id: 5fe8f4ed0a (このIDを非表示/違反報告)
Haru(プロフ) - のんちさん» コメントありがとうございます!さっそく出させていただきます！ (2016年3月22日 23時) (レス) id: 5fe8f4ed0a (このIDを非表示/違反報告)
Haru(プロフ) - キャラメルパーナさん» コメント感謝です！！三章でメインで出させていただきます！ (2016年3月22日 23時) (レス) id: 5fe8f4ed0a (このIDを非表示/違反報告)
ぴんく(プロフ) - 患者役で、まっすー出して欲しいです！更新楽しみにしてます！ (2016年3月22日 9時) (レス) id: 5848e9e9d7 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：Haru | 作成日時：2016年3月21日 19時
