Free! 貴方が大好きです！2《七瀬遙》

番外編�浮気疑惑2 ページ21

「は、るか…？」

Aは少し震えていた

遙「っ…」

しばらく沈黙が続いた

遙「悪い…頭冷やすから」

「あっ…ううん…あのさ、私何かした？」

何かした…？

遙「…今日、何してた？」

「あっ、えっと…」

遙「言えないのか？なら凛と何してた？」

「えっ!?な、何で…」

Aはあわてた様子だった

遙「俺にいえないことでもしてたのか？」

「ち、違うよ！」

遙「俺じゃ足りたいのか？」

「な、に言って…」

遙「Aは俺のこと本当に好きなのか？」

「好きに決まって！」

遙「なら、何で…」

再び沈黙が続いた

「あのね…これ買ってたの」

Aの手のひらをみるとそこには…

遙「俺に？」

Aはコクリと頷いた

Aがくれたのはブレスレットだった

「あのね…凛ちゃんと会ってたのは理由があってね」

Aは涙目で少しずつ話し始めた

「私ね、自分でも分かるぐらい独占欲強いと思うの。だから、遙が自分の物であるようにって証が欲しくて…それでね、凛ちゃんの方が遙の好みとか知ってるかなって思って手伝ってもらったの。そしたらね、凄く良いのが見つかったの…」

遙「それがこれ？」

Aはまたコクリと頷いた

遙「ごめん、俺勘違いしてた。けど俺…冷たくして悪かった」

俺はAの頭を撫でた

「んっ…」

Aは気持ちよさそうな顔をしていた

「あのね、だからね…」

遙「もういい…分かったから、帰るぞ」

「うんっ！」

俺はAと手を繋ぎ家に帰った

俺の腕にはキラリと光るブレスレットが俺がAっいう証

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