Free! 貴方が大好きです！2《七瀬遙》

43話☆ ページ3

真「怜！」

ま「ちょ！真琴！」

私は外で二人の声がして目を覚ました

「んっ…」

すると、遙も目を覚まし体を起こした。それに気付いた渚も目を覚ました

渚「ハルちゃん？Aちゃん？」

遙「聞こえなかったか？」

渚「何が？」

遙「声が…」

「もしかして…」

私はテントから出た。それに続いて遥と渚も出てきた

外は雨がたくさん降っていて嵐のようだった

そしてまない達のいたテントを遙が見た

遙「真琴！」

渚「どうしたの？あれ？三人ともいないね…」

遙「まだ温かい」

渚「トイレにでも行ってるんじゃないのかな？」

私は周りを探した。海をみると雷が鳴り、光った海の先を見ると遙も見た

渚「どうかしたの？」

「あっ!?」

遙「!?」

海の先には３つの陰があった

渚「あれ…まさか」

私はいち早く海に走っていった。服のままで
　
渚「Aちゃん！」

遙「お前は天方先生に連絡しろ！」

私に続いて遙も海に走った

渚「えっ！ちょっと…あっ…まってハルちゃん！Aちゃん！危ないよ!!」

そう言って渚も後に続いた

私達は必死に泳いでまない達の元に向かった

流石に服のままじゃ…

遙「真琴！」

真「ぷはっ！」

渚「怜ちゃんは僕に任せて！」

遙「頼む！」

「まない!!!」

ま「っはぁ！」

渚「怜ちゃん！今助けて！えっ…嘘…」

渚と怜ちゃんは高波に飲まれていった

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