番外編�浮気疑惑�遙視点 ページ20
俺は見てはいけないものを見たのかも知れない
Aがあんなに笑顔で、他の男に笑いかけるなんて、Aは俺だけを見てくれると思ったのに違うのか?
俺は、Aが用事があるといい朝から家にいなかった
遙「…暇だ」
真琴達も出かけると言ってたし邪魔出来ない。かと言って渚達も予定があるそうで、家にいるしかなかった
遙「気分転換に出掛けるか」
俺は立ち上がり家を出て商店街に向かった
?「ふふっ、本当にありがとう!」
聞き覚えのある声に俺は振り返った。するとそこにいたのは…
遙「A?」
視覚でAが誰に笑いかけるのかが分からず相手の顔を見た
ズキッ
遙「っ…」
胸の奥に針が刺さったような痛みだった。だってそこにいたのは…凛だった。Aは俺にしか見せなかった笑顔を凛に見せていた
通行人A「わぁあの二人凄くお似合いね!」
通行人B「ホント!私もあんな風になりたいわ�」
何で…Aの隣は俺じゃないのか?俺の隣はAしかいないのに…Aの所に行こうとしたが足が動かない、いや、あんな笑顔見たら俺じゃだめだって心の何処かで思ってる
俺は気持ちがもやもやしたままその場を立ち去った
遙「っは…何で…」
胸が苦しい…頭の中ではさっきのAの笑顔と凛が浮かぶ、本当はAの居場所は俺じゃないんじゃないのか…
遙「くっ…」
くそっ何でこんなにイライラしなきゃいけないんだ…
そのまま時間はすぎ、日は落ち月が空に浮かんでいた
?「っ…はぁ…はぁ…」
誰かの足音がし俺は振り返った
「もう!探したんだよっ!」
遙「A…」
忘れたいのに、さっきの笑顔が浮かぶ
遙「何しに来たんだ」
「何って、遙中々帰ってこないから心配して探してたんだよ?」
遙「探せなんて頼んでない」
「何でそんな言い方するの?遙何か可笑しいよ?どうかしたの?」
Aは俺の顔に手を伸ばしてきた
バシッ!
「っ!」
遙「触るな」
俺は伸ばされたか弱い手を振り払った
信じたいんだ…俺は、Aが傍にいてくれたらそれで…良かったはずなんだ…
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咲夜(プロフ) - ルイさん» 西野カナの Distanceという曲です!私もハルちゃん大好きです(´∀`*)コメントありがとうございます! (2014年8月19日 18時) (レス) id: f78b97ef4f (このIDを非表示/違反報告)
ルイ(プロフ) - なんの曲デスカ。スゴク気ニナリマス。ボク ハルチャン スキ。 (2014年8月15日 13時) (レス) id: 181e241376 (このIDを非表示/違反報告)
咲夜(プロフ) - 爽。さん» わぁーありがとうございます(≧∀≦)分かりましたっ!凛ちゃんガンガン出しますっ(*´▽`*)応援されたら頑張りますよー! (2014年2月25日 21時) (レス) id: 910cac74c2 (このIDを非表示/違反報告)
爽。 - とっても面白いです(≧∇≦)b遙にはいつもキュンキュンさせられますね笑。凛ちゃんが好きなので出番を増やして欲しいです!これからも更新頑張ってください(*^ー゜) (2014年2月25日 18時) (レス) id: dc54dbd090 (このIDを非表示/違反報告)
咲夜(プロフ) - チェリー雪姫さん» テストなんてゴミだよ!ゴミ…なわけない!テストばっかりして毎日憂鬱だよ~(;´д⊂) (2014年1月27日 17時) (レス) id: 910cac74c2 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:咲夜 | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php
作成日時:2013年8月21日 13時