Free! 貴方が大好きです！2《七瀬遙》

56話★ ページ16

「はる…」

私は遙を追いかけるとそこには凜ちゃんがいた。前よりはマシになったしもう大丈夫

凜ちゃんは遙に何か言うと私の方に来て一瞬見たが私は遙の元に駆け寄った

「遙」

遙「Aどうかしたか？」

「頑張ってね…？」

遙「あぁ…」

「勝ってよ？」

遙「ん…」

遙は私の頭をなでた

遙「じゃあ行ってくる」

「うん…」

私は遙の背中を見送り、マコちゃん達の元に戻っていった

渚「あぁー！次はハルちゃんと凜ちゃんの番だよ！」

天「松岡さんはどっちを応援するの？」

江「勿論どっちも！」

渚「ハルちゃーん！ファイト！」

遙はスタート台に立った

お願い…勝って!!

そして、ホイッスルが鳴った

怜「速い！」

渚「凜ちゃん前より歓談に速くなってる、どんどんハルちゃんを引き離していくよ！」

真「ストロングでハルが負けてる…」

怜「ターンに入ります」

渚「ハルちゃんが追い上げてる！」

ヤダ…見たくない！

ま「A、ちゃんと見なきゃ、ハルちゃんが泳いでるところ…」

私は目を逸らさず見ていた

真「ハルー!!」

怜「遙先輩!!」

結果は…遙は2位だった

「うそ…」

真「ハルが…負けた」

渚「そんな…」

江「しかも、予選落ちなんて…」

聞きたくない！やめて…嘘よ…遙が負けるなんて…

ま「！…A…」

「っ…私、席外す」

私はまない達の元を離れた

渚「Aちゃん…泣いてた」

私が泣いたって意味ないのに…遙が負けただけでこんなに辛いなんて…自分の中では遙はずっと一番って思ってたから…

「は、るか…」

私は動かない足を無理やり動かした

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