愛しい君へ3

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俺の好きな人。


それはいつも素直になれないくせに寂しがり屋で人一倍努力家で、俺らのエース。


ここまでいえば分かるよね？


そう…。俺の好きな人は山田。


だけどそんな俺の好きな人は他に好きな人がいる。


それはグループの最年長の薮ちゃん。


でもそんな薮ちゃんは光くんが好きなことは誰もが見て分かる事実。


薮ちゃんが光くんと仲良くしてる度に眉を下げて悲しそうな顔をする山田に


何度も俺じゃだめかな、なんて思ってたりもする。


俺なら絶対山田を幸せにする自信がある。





ほら、今だって仲良さそうに話す薮ちゃんと光くんを離れたところから羨ましそうに見てる山田。


いつか俺の好きが届く日が来るのかな……。




｢おーい、山田。ゲームやろうぜ｣


ym｢えー、またかよ｣


｢いーじゃん、ちょっとだけ！ねっ？｣


ym｢もーしょうがないなー｣




いつもツンツンだけど最終的には受け入れてくれるそんな優しいところも大好きなんだ




｢うわっ、おまっずりぃ！｣


ym｢ふふっ、大ちゃんよっわ！｣


｢あぁ！〜っ、もう1回！｣


ym｢どうせ次も俺が勝つって｣




こうやって少しでも山田の近くで気を引こうとしてる俺はちょっと図々しかったりするのかな……？







……………………………

またまた大変遅くなり申し訳ないです(；；)

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