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ar side
今日は一旦帰れ。
そう言われ帰る気になんて全くなれなかったが、無理やり帰宅させられた。
部屋についても考えるのは山田のこと。
初めて会った時のこと、初めて遊びに行ったこと
初めて喧嘩したことや、悩みを相談したこと
ありとあらゆる思い出が俺の頭の中を支配する。
｢山田っ、やまだぁっ…、｣
山田がいない。頭では理解しようとしている。
だけどそんなこと理解なんてしたくない。
その事実を認めたくない。山田の死を受け入れたくない。
もっと一緒にいたかった。やりたいことも沢山あった。
あの最後の電話は山田からのSOSだったかもしれないのに。
1度考えると後悔しかない。
あの時伝えたかったことはなんだったのか
それを知る術はもうない。
そんなこと分かってるけれど
何かしたい。そんな思いで
俺は出るはずのない電話をかけた
はずだった
5回ほどコールがなったあと
出るはずのないその電話に
誰かが電話に出た。
｢…ぇ、｣
『大ちゃん』
｢っ、やまっ、だ…｣
それは紛れもない山田の声だった。
なんでとか、どうしてなんてことより
山田がいるということに酷く安心した。
『もし、大ちゃんが俺を助けたいなら』
『たすけて』
その一言を聞いたあと
俺の意識は遠のいて行った。
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haru1426(プロフ) - JUMPLOVEさん» 読んでいただいてありがとうございます！そうです！たまに好きな歌を元に描きたくなってしまって(^^;) (2019年11月6日 20時) (
レス) id: 31752a0713 (このIDを非表示/違反報告)
JUMPLOVE - なんか、「別れ」が桜咲いたよみたいだなぁと思ったんですけど、もしかして素材に使ってます？？素敵だなぁって思って…つい気になってコメントしちゃいました(^_^;) (2019年11月4日 23時) (レス) id: f4e667ae46 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：haru＿Ariyama | 作成日時：2019年11月4日 20時
