気づいたら ページ30
hk side
「光先輩、好き……です」
そう伝えてきたのは一個下の後輩の山田。
「えと、その……」
ym「あっ、俺が言いたかっただけなので、先輩が俺の事好きじゃないのは分かってるんで大丈夫です!」
返事をしようとしたらそう言ってニコッと笑う山田。
でも、泣きそうな顔……隠せてないよ……?
「ゃ、まだ……」
ym「じゃぁ、俺っ失礼しますねっ!」
「……ぁ、」
俺には山田を引き止めることも
追いかけることも出来なかった。
…………
次の日の朝
昨日のことを考えながらポケーっと登校する。
ar「何ボケっとしてんの?」
「え?あぁ、大ちゃんか」
ar「大ちゃんかとはなんだよっ」
そう言いながら口を尖らせる大ちゃん
「……」
いいよな大ちゃんは悩みなんてなさそうで
あれ、俺……悩んでるのか…?
別に俺の答えは決まってるわけで……
悩む要素なんかどこにも…、、
ar「お、山田っ!」
「うぇ!?」
山田ー!と叫びながら山田を呼ぶ大ちゃん
ym「あっ!おはようございます!先輩っ!」
ar「んもー!敬語なんかいらないって言ってんじゃんかぁ!」
ym「いやぁ〜さすがにそれは出来ないっすよ」
ar「別に俺ら気にしないよな?光?」
「ぇ?あ、あぁ、俺も気にしないけど…」
ar「あっ、山田。今日の光変だから気をつけろよ?」
「変ってなんだよ、」
ym「え、大丈夫なんですか?」
そう言って心配そうに見上げる山田を
かわいい
なんて思ったのは
きっと気のせいだ。
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haru1426(プロフ) - 龍晴さん» 読んで頂いてありがとうございます!続編作りましたらよろしくお願いします! (2019年1月22日 19時) (レス) id: 31752a0713 (このIDを非表示/違反報告)
龍晴(プロフ) - こちらこそ、ありがとうございました!続編待ってます! (2019年1月22日 18時) (レス) id: 09f81ce775 (このIDを非表示/違反報告)
haru1426(プロフ) - あんこさん» ありがとうございます!頑張ります! (2018年11月24日 19時) (レス) id: 31752a0713 (このIDを非表示/違反報告)
あんこ - 面白いです!!更新がんばって下さい! (2018年11月24日 17時) (レス) id: 31e5093717 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:haru__Ariyama | 作成日時:2018年11月22日 22時