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ym side


そして体育祭当日、男子校なので男しかいないむさ苦しい体育祭が始まった





「けいちゃんは何に出るんだっけ?」


in「え?俺は借り物競走だよ」


「そっか、頑張ってね!」


in「おう!まかせとけ!」





年齢を重ねるにつれ可愛くなるけいちゃん


そんなけいちゃんをどんどん好きになってしまう。


でもこれを言ってしまえば絶対に嫌われるに決まってる。


男同志だし、それに何より俺は病気だし…


だからこの気持ちには蓋をしなきゃ……




……





そして借り物競走になりけいちゃんの出番が来た


パンッという乾いた銃声とともに走り出したけいちゃんを思いっきり応援する


そしてお題の紙を見てこっちに来たけいちゃんは俺を見て





in「りょうちゃん!来て!」


「え?お、おれ?」





そう言われても、俺は走れないし…、他の人にした方が


なんて考えていると





「ぇ、うわっ!」


ク「おっ!大胆だな〜伊野尾〜」





けいちゃんは俺をあろう事かお姫様抱っこをして連れていこうとしていた


周りからはヒューヒュー冷やかしが飛んでくる





「ちょ、降ろしてっ、、」


in「いいからいいから」





そしてお姫様抱っこされたまま1位でゴールすることが出来た





「もぅ、めちゃめちゃ恥ずかしかったんだけど」


in「あははっ、ごめんごめん」





司会「それでは!!1位でゴールした人のお題を見て見ましょお!」





そういえばお題なんだったんだろ





司会「おおおおっとお!!これはなんと!!」





なんともテンションの高い司会の生徒がさらにテンション高く叫ぶ





司会「それでは伊野尾さん!!お題を発表しちゃってくださいっ!!」


in「はいっ、これがお題」





そう言って見せられたおだいの書かれた紙には



"好きな人"



そう書かれていた






「……ぇ、」


in「好きです。俺と付き合ってください。」






けいちゃんが俺の事……すき、?


真剣な眼差しを向けるけいちゃん






俺の返事なんて昔からもう決まっている





「はぃ、……」





フォオオオオオ

ヒュウウウウウ


そういった途端周りの声が途端に騒がしくなる





「しあわせになれよっ!」
「伊野尾!よくやった!」
「山田ー!幸せにしてもらえよー!」




なんていろんな声が聞こえてきた。


今思えばこの時が生きてきた中で一番幸せだったのかもしれない。



…………
なんと順位が更新されました(;;)
ありがとうございます!

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haru1426(プロフ) - 龍晴さん» 読んで頂いてありがとうございます!続編作りましたらよろしくお願いします! (2019年1月22日 19時) (レス) id: 31752a0713 (このIDを非表示/違反報告)
龍晴(プロフ) - こちらこそ、ありがとうございました!続編待ってます! (2019年1月22日 18時) (レス) id: 09f81ce775 (このIDを非表示/違反報告)
haru1426(プロフ) - あんこさん» ありがとうございます!頑張ります! (2018年11月24日 19時) (レス) id: 31752a0713 (このIDを非表示/違反報告)
あんこ - 面白いです!!更新がんばって下さい! (2018年11月24日 17時) (レス) id: 31e5093717 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:haru__Ariyama | 作成日時:2018年11月22日 22時

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