second sugar love

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ユンギが隣に引っ越してきて2週間が経つが、
特に顔をあわせることはなかった。


朝早く収録に行ったり、
海外でのお仕事で何日も家を空けていることもあるからだ。


正直に言うと、少し安心した。
やっと辛い時期を乗り越えたのに
今関わったらまたどんどんユンギに引き込まれていきそうだったから。


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事件が起きたのはそれからさらに1週間が経った時。




お風呂から出てまだ濡れてる髪の毛をタオルで拭いてた時だった。



リビングの床を素早く動く " やつ " がいた。






「ぎゃぁあああああ！」







マンション中に響くであろう声を出して逃げ回る。
私虫とか無理なんだけど！




とりあえずそいつから逃れようと玄関の外へ出る。






「ど、ど、ど、どうしよう…」



YG「うるせぇな。俺ん家の前でどどどど言ってんじゃねぇ」







隣からひょっこり顔を出したのは
すごい不機嫌そうなユンギ。




眉の間に皺を寄せて、
眠いのか目があまり開いてない。


自分から振った元カレに頼るのは少し癪にさわるけど…






「助けてください！」





今はこいつしか頼れない。




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