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▽
『あーーバイトだるいよぉお学校行きたくないよぉお』
にゃぁーーーお‶
たまに私の家へとご飯を貰いに来る
野良猫に抱きつき愚痴を吐く
疲れた時の猫癒しパワーとは恐ろしいものだ。
一瞬にして疲れがとれる
『うっわぁ、、もう8時だ
そろそろ私行かないとだよ猫くん、』
ふと腕時計に目を向ければ
学校へ行かなくちゃいけない時間になっていた。
名前はつけていないが
愛着が湧いてしまった猫に別れを告げると
肩にのって顔に頭を擦り付けてきた。
にゃーーーー
まさか肩に乗ったまま
学校に行けと言うことなのだろうか、、
いずれ飽きて下りるだろうと思い
猫を肩に乗せたまま学校へ向かった。
＿＿
学校の校門が見え、目の前の信号を渡ろうとしたとき
_____居眠り運転をしていたトラックに轢かれた。
『ぁ、』
ドンッっという鈍い音とともに私と猫は地面へと叩き押された
「にゃ…」
猫がぴくぴくと動く
ああ、なんて残酷なんだろう。
ヒューヒューと息をする
周りの登校中の生徒が叫ぶ。
ごめんね嫌なものみせて、、
トラウマにさせちゃったかな、、うわぁ申し訳ない、
別に未練とかないし死んでもよかったんだけどね、
猫の前足が私の手に触れた
なんでこっち来るのさ
私のせいで貴方死んじゃうんだよ、？
必死に鳴く猫は鳴いているのか泣いているのか
私の名前を呼んでいるみたいだった、
なにこれ、空耳かよ、、、
自然と涙がこぼれる
『名前、決めてなかったね、』
貴女が私の名前を呼ぶのなら
私も貴方の名前を呼びたい、
薄れていく意識の中で目の前で倒れる猫の名前を考える
そうだなぁ、、、貴女の、名前は、、、
『＿＿＿グリム、』
咄嗟に出てきた名前を呼べば、
Aという声が聞こえた気がした。
＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
＿＿＿＿＿＿＿
＿＿＿＿
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ハル(プロフ) - 青天の霹靂さん» ううぅ；；嬉しいです泣 お話書きまくります頑張りますうт т (12月26日 1時) (
レス) id: bca7c667de (このIDを非表示/違反報告)
青天の霹靂 - うわぁ…！！とても好きです！！文章の書き方が超ドストライクです！！お身体にお気をつけて、更新待ってます！ (12月15日 13時) (レス) @page2 id: 1bafc3cd7d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ハル | 作成日時：2023年12月15日 5時
